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朔の意味

朔には、「ついたちの、はじめ」という意味があるのは知っているのですが、 「1つの」というような意味はありますでしょうか。 子どもの名前をつけるのに、この漢字を考えております。 よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

 ANo.4  白川 静さんの字統を読んでの報告:   朔:ついたち、はじめ、こよみ、きた(北方:朔北、朔方、朔気 東西南北という四方のうち、北を上とする観念によるのだろう) “遡”の初文   声符は“屰”  (参考:四神)    西:白虎、    南:朱雀、    東:青竜、    北:玄武(亀と蛇の合体:高貴な方の家のお墓を守る。)      北はインド神話でも先祖の霊が存すると方位。家系の本源、人間の根源があるとされる。

serine1
質問者

お礼

3つも回答していただき、ありがとうございます。とてもしっくりきました。 白川 静さんの本を私も読んでみました。 「朔」に「北」という意味があり、先祖の霊や家系の本源、人間の根源が存在しているというのはとても素晴らしいですね。 日本固有の思想や仏教もしくは古代中国の思想などにも、同様の考え方があるのでしょうか? できれば参考になるサイト等がありましたら、ご教示いただければ幸いです。

serine1
質問者

補足

いろいろ自分でも調べてみて、日本でも神棚は南向き(つまり北側)に配置するのですね。 知りませんでした。 神様のいる方角が北側だと理解いたしました。 ありがとうございました。

その他の回答 (6)

回答No.7

 ANo.5  ご丁寧にご対応ありがとう。  パソコンはせいぜい10年足らずです。二十歳から勤務していた大学図書館にコンピュータを導入した張本人の一人でしたが、退職して嘱託の2年ちょっとしかさわりませんでした。  そんな後、好きな本を読んだりあちこちの大学での講座で勉強したもので実は底が浅い。   ただ、中国の思想はまぁ中学から関心があったり、インドはもう40年以上も玄関や居間をお尋ねしています。  そんなのに大学での講座勉強でした。ですからネットやサイトではあまり勉強しなかった。  私の書いてある文言の中から、キーワードを決めて、検索すると多分いろいろ出てくるのではないでしょうか?  どのことについて、というご指定があれば、私もネットで検索して見ますが。  すみません、お力になれなくて。

回答No.6

 ANo.4、5  天子、皇帝は南面して天下を治める。と、天下を治める方向と自己の位置をいう格言があります。  南面するとは、皇帝や天子は祖先からの万世一系を後ろにして、つまり北を後ろにして、南というこの世、世界を統治することです。  院の北面の武士は背後をまもる武士ですね。紫宸殿も北を背後に南面しているはずです。  インド、中国、そして日本においてこれは共通になっています。  文化や思想が伝播したのだということより、古代人の多分、直観なんでしょう。  ちなみに東は叡智が投射してくる方向です。  光は東からというのはインドではありますが、旧約聖書でもあるのではないでしょうか。  東は宗教的教えや国政上の偉い智恵者の先生の構える位置です、南を向いている天子の左に位置する。左大臣(左近の衛府)。右近の桜、右近の衛府。

serine1
質問者

お礼

ありがとうございました。 下にもコメントさせていただきましたが、北の方角がとても好きになりました。 東側も叡智が投射してくる方向ということで、素晴らしいですね。 ときどき、苗字ではなく名前に「東」という一字がついた人をおみかけしますが、 きっと叡智が湧き出てきますようにというような意味合いがこめられているんでしょうね。

回答No.4

 最初っていう意味ではないですか?

  • cyototu
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回答No.3

朔を「ついたち」と訓読みするのは、「つきたち」からの音便変化だそうです。だから始めと言う意味がある。そう言う意味では一番目と言う意味も含んでます。ただし、一番目とはひとつということと意味が違いますね。

回答No.2

「朔」という字をよくご覧ください。 「月」が入っています。 本来、「朔」は「新月」の意味です。 陰暦では月の満ち欠けによって日付を決めていました。 そこで「朔日」は「1日」なのです。 「1つの」という意味でこの字が使われることは、一般にはありません。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 下記に意味があります。  http://dic.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&dtype=2&ei=utf-8&p=%E6%9C%94  藤堂明保『漢字語源辞典』には「「月の一日(ついたち)に始めて蘇(よみがえる)なり。月+(逆のシンネウの無い字)声」を批判して、「逆の動作、今までと違った新しい方向への動作が起こることを示す意符であろう」と言っており、『説文』の「始めて蘇す」が正しいと言っています。  「1つの」と言う意味は見当たりませんでしたが、「新しくよみがえる」ってよい意味だと思います。

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