• ベストアンサー

t検定についてお伺いしたいことがあります。

はじめまして。 今私は大学4年の卒論を書いているものです。 お伺いしたいのですが。 t検定をする際,研究の仮説で2つの集団には差があるという仮説をたてているのですが,その場合にはt検定を使ってもよろしいのでしょうか。 有意差があればあるほど仮説が正しいということなのですが,初歩的な質問ですいません。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • vzb04330
  • ベストアンサー率74% (577/778)
回答No.1

t検定は、量的なデータについて、そもそも母集団が、2つしか存在しない場合に、その母平均値に差があるかどうかを検定する方法です。 すなわち、一要因で、2条件という場合に適用するものです。 また、量的なデータ、つまり尺度水準でいうと、厳密には、間隔尺度、比率尺度に適用しますが、たとえば、5段階評定など厳密にいうと順序尺度に相当する尺度でも、各評定段階の間の差は等しいとみなして、適用することも多いです。 また、 >有意差があればあるほど仮説が正しいという この部分の意味が分かりにくいのですが、5%、1%、0.1%という順にしたがって、あとに行くほど有意差が明確であるとか、有意差が大きいというのは、正しくいいますと誤解です。 ご承知かと思いますが、統計学的な検定では、「差がない」という帰無仮説を立てて、それが標本から観てどのくらいの確率で生じうるかを計算し、その確率がかなり小さい場合、「差がない」とする帰無仮説は否定できる、という「背理法」の考え方によって、逆に有意であると考えます。 つまり、厳密には、「差がないとは言えない」というのが、有意差が認められたことから直接に言えることなのであり、「差がない」ということの対立仮説には、「差がある」だけではなく、他の対立仮説も考え得るために、帰無仮説が生じうる確率が小さいからと言って、有意差がそれだけ明確だという結論になるわけではありません。 このあたりは、少し詳しい統計学所をご覧ください。 なお、通常は、帰無仮説が否定された≒有意差が認められたと考えて、論文には記載していますので、5%未満の差であった場合には、「有意差が認められた」とお書きになっても構いません。

tomisanz
質問者

お礼

回答ありがとうございます(>_<) 誤解していたみたいですね もう一度勉強しなおしてきます。 ありがとうございました。

関連するQ&A