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生物多様性について
今、生物多様性について勉強しているのですが 生物は具体的にどのように人間とどう関わっているのか教えていただきたいです。 回答よろしくお願いします。
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- 雪中庵(@psytex)
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人類は「食物連鎖の頂点」とか言いますが、裏返せば、他のあらゆる生き物に依存して生きている寄生生物だということです。 食物連鎖のピラミッドの下の方の生物は、上の方の捕食者がいなくても困りません(助かりはしても)が、上の生物は、下の生物がいないと生きていけません。 すなわち、「人類」は、生物として完結していないのです。 地球上の生態系の本質は、日光によって励起された化合物の合成(光合成=植物)と分解(消化=動物)の連鎖反応です。 植物が成長(合成)するためには、二酸化炭素と水、窒素などの、化合反応の材料が必要であり、動物抜きの分解(紫外線による分解や大気中の酸素による酸化)より、動物による能動的摂食と生化学反応的酸化による、高速の分解の方が、有効なのです。 生命の進化とは、いかなる“強い種”の創出でもなく、地球に降り注ぐ日光が輻射によって再び宇宙に還って行くプロセスに於ける、生態系としての多様化=地球上の熱容量(物質循環量と速度)の増大だと言えるのです。 生物は、エントロピー増大に抵抗して、成長したり、増殖したりして、エントロピー減少しているように見えます。 しかしそれは、生物にしても、社会的な要素にしても、「開放系」だからです。 生物は、自分のエントロピー増大を新陳代謝するために、環境のエントロピーの低い物(食物、燃料)のエントロピーを増大させて放出(排便、廃棄)する事で、環境も含むトータルな閉鎖系におけるエントロピー増大を加速しています。 それでも、生態系全体の進化は、エントロピー減少だと言えますが、それも太陽の核融合というエントロピー増大の一環である、「日射>光合成>摂食>消化>酸化>輻射」という一時的な地上の熱滞留としての、開放系ゆえのもので、結果的にはエントロピー増大を加速するものです。 先にあるのは太陽光=植物による光合成であり、人類などの動物は、その有機物の分解を加速して植物の光合成の原料にする(物質循環の加速)ための寄生的な存在に過ぎないのです。
- onwebmoni
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たとえば人が食べる魚は魚全体からすると一部ですがその魚のいる生態系が成り立つためには生物多様性が必要不可欠、というのが実際の生活の中で関わっている部分。 最近よく目にする生物多様性は実際の生活とはそれほど密接に関連してはいないが、いずれ有用な遺伝情報などが得られる可能性があるということでこれらを保護しようとする動き。
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回答ありがとうございます。
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ありがとうございます。 参考になりました☆