※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:エステル合成実験と化学平衡)
エステル合成実験と化学平衡
このQ&Aのポイント
安息香酸とエタノールからエステルを作る実験の問題がある大学受験参考書で紹介されました
混乱してしまった原因は、エステル化反応が可逆反応であるため、水を大量に入れるとエステルが分解する可能性があると考えたからです
実際には、反応液の冷却と水とベンゼンの添加は、硫酸と生成物を分離しつつ反応を終了させるための操作です
ある大学受験参考書で、安息香酸とエタノールからエステルを作る実験の問題がありました。まず安息香酸とエタノールと、触媒として濃硫酸を丸底フラスコに入れ穏やかに沸騰させて、一時間加熱しました。次の操作で、反応液を室温まで冷却したあと、水とベンゼンを加え、よく降った後、下層液を捨てたとありました。問題は、この操作は何の目的で行ったかというものでした。
回答には、これは硫酸と生成した水と未反応のエタノールを水槽に分離するため、とあるのですが、ここで混乱してしまいました。
エステル化は可逆反応だから化学平衡から考えると、ここで水を大量に入れるとせっかく出来上がったエステルを元に戻してしまう方向に反応が進んでいってしまいエステルがなくなってしまうのではないのでしょうか?また、そもそもエステル合成実験のように、生成物同士が分離してしまうものでは、どこがどんなふうに化学平衡の状態となっているのでしょうか。
独学で勉強しているため質問できるものがおらず困っております。拙い質問ではございますがよろしく
お願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 大変ご丁寧にご説明していただき、また補足情報まで添えていただき、ありがとうございました。かなりすっきしすることができました。 化学は机上で勉強すればするほど、実際にいろいろな反応を見てみたいという気になってしまいます。良い考察と言っていただき大変励みになりました。これからも好奇心を以て勉強していきたいと思います。