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心不全患者のバイタルサイン測定について。

実習生です。 心不全患者のバイタルサイン測定を行う時、どのような観察を行えばいいですか?

みんなの回答

  • USB99
  • ベストアンサー率53% (2222/4131)
回答No.2

普通は、尿量管理ですが、代用として体重の増減に注意します。心不全の治療中に体重が増加していくようだとうまくいっていないと考えます。 次にSpO2の測定です。安静時はいいSpO2であっても少し動いた程度で低下するようだと、まだ心不全が改善していない可能性があります(ただし、労作時のSpO2の低下は肺疾患でもおこりますが)。 あと、右を下にして寝た時と左を下にして寝たときにSpO2が違うと胸水がかなり溜まっている可能性があります。その辺もチェックしてみてください。もちろん、急性期は座位と寝た体位でもSpO2は変わってきます。 もちろん、呼吸数や心拍数が上がっていくようだと心不全治療がうまくいっていない可能性があります。 頚動脈の怒張なども観察してほしいですが、下肢の浮腫はわかりやすい指標です。 また、きちんと座ってもらって、手の甲の静脈を見ます。心臓の高さまで手をあげて、手の甲の静脈がぺっしゃんこになるようだと治療がうまくいっている可能性がありますが、心臓の高さまであげても手の甲の静脈が膨らんだままだと、まだまだかなぁと思います(感度、特異度は低いですが)。

  • ebisu2002
  • ベストアンサー率59% (1878/3157)
回答No.1

他の疾患の方と比べ、心不全の方に特徴的な現象として 各種の不整脈が生じていることが多い 時には交互脈(RR 間隔が一定で心電図波形も一定でありながら1拍おきに強脈と弱脈を繰り返す現象) Cheyne-Stokes呼吸になっていることがある うとうとされているようなら静かに呼吸を観察して無~低呼吸/過呼吸を繰り返すようなことがないか 同時にSpO2を測定して低呼吸後数十秒でどの程度の酸素飽和度まで低下するか http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2004/11/cheynestokes.html

参考URL:
http://jams.med.or.jp/symposium/full/122034.pdf

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