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夢について
夢と心理の関係について教えてください。 私は眠っている時に夢は多分見ているような気がしているのですが、目がさめた時点で一瞬の内に忘れてしまってました。いい夢だったのか、または嫌な夢だったのかという感情的なものは少し残っているのですが、どんな夢だったかというのはほとんど思い出せません。 しかし、最近になって嫌な夢ばかりを見るようになりました。起きても覚えているケースがほとんどです。以前では考えられないほどよく思い出せます。実はここ一年の間にショックなことが2回ありました。両方とも人生の中での最大のショックに値するほどです。比較的前向きな性格なので、立ち直りは早い方だと自覚しているのですが、たまに思い出したりして辛くなる事もあります。嫌な夢を見るのはこの事に起因しているのではと察しますが、どうでしょうか。 朝嫌な夢を見て起きてからしばらくは、とても気分が滅入ります。この状況を打破したいのですが、何か方法はありますか?時間が解決してくれると言われればそれまでなのですが・・・。
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>「受け入れやすい形で経験するため」ということは、 >ポジティブな経験と捉えても大丈夫ですか? 広い意味では、「ポジティブな経験」ととらえて大丈夫だと思いますよ。 夢を見るのは、起きている間に整理しきれなかった経験を、 記憶のなかのしかるべき戸棚にしまうため。 かりにあなたの心のなかを、ひとつ部屋にたとえてみましょう。 好きなものだけはキチンと片づけられているのに、 イヤなものは放置されている‥‥という光景が浮かび上がります。 コレって、はたして全体的に見て「キレイな部屋」でしょうか? たとえば「愛しさあまって憎さ百倍」という言葉があるように、 人間は本来、ポジティブな感情もネガティブな感情もあわせ持っています。 そのどちらかだけを無視してしまうと、人格の成長にマイナス影響をおよぼす。 心理学(正確には「精神分析」以降ですけど)の草創期を支えた ユングという学者は、その「無視されてきた“もうひとりの自分”」を 「影(シャドウ)」という言葉で仮定しました。 現実世界のいわゆる「生理的に受けつけられない人」や、 夢に出てくる「コワいもの(人物・怪物など)」は、 その「影」に似ている部分が多い、と言われています。 ご返事を拝見するかぎり、estherさんは「ポジティブ」であることに こだわっておられる様子ですね。 繰り返し見る夢の意図するところは、 そろそろ「ネガティブな自分も認めてほしい」という “もうひとりの自分”からのメッセージなのかもしれません。
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ご質問のケースの場合、 目覚めているときに受け入れにくかった出来事を、 より受け入れやすい形で経験するための夢かも? 「補償夢」と呼ばれるものの一種だと思います。 いやな夢を繰り返し見てしまうのは、まだあなたの中で、 その「出来事」が受け入れきれていないため。 夢は、寝ている間にあらわれやすい無意識だけでなく、 目覚めている間に自覚している意識も関係しています。 その“ショックなこと”を前向きにとらえるよう努力したら、 夢の内容が変わってくるかもしれませんよ。 ちなみに夢判断は、精神医療の進んだアメリカでは ほとんど使われないと聞いています。 たとえば夢にクルマが出てきたとしても、 クルマに乗るのが好きな人と、過去に交通事故を経験した人とでは、 意味合いがまったく違いますよね。 夢の分析には相当な慎重さと時間が要求されるため、効率が悪いようです。 (けして「意味がない」というワケではありません) 自分は、印象的な夢をメモに残しているのですが、 たしかに悩みの多い時期には、視聴率が月9ドラマなみに高いようす。 たとえイヤな夢でも、忘れたころに内容を読み返すと、 その悩みについて、すこし冷静になれるような気がしています。 この理由はよく分かりません。
- wncek
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ご免なさい。質問は、夢と心理についてでしたね。 これは、フロイトやユングの研究で、夢と精神状態(無意識、潜在意識)は関係しているとなっています。 これは、今から100年以上も前に、フロイトが「夢判断」で発表しています。 もう少し、軽いのりで行くと、「夢占い」の類が、夢と分析心理を組み合わせたものだと思います。
お礼
wncekさん、ご意見&アドバイスありがとうございました。 >ご免なさい。質問は、夢と心理についてでしたね。 全然構いません!貴重なアドバイスを頂いて、非常にありがたいです。自分で「けじめ」をつける日が早く来る事を願って、前向きに努力したいと思います。
- wncek
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夢が、潜在意識の表れだとすると、「その出来事」が、心の中にいつも引っかかっている状態なので、夢に見るといえますよね。そうすると、嫌な夢を見ないようにするには、「その出来事」に対して自分の中でけじめをつける必要が出てくるのだと思います。 欧米では、メンタルカウンセリングなどの専門家(精神分析医)に診てもらうとかの方法とかがあるのですが、日本ではカウンセラーが少ないと思いますので、自力(精神力)で解決するか、精神科医に相談するか、2つの方法が考えられますね。 自力で解決するには、人それぞれの性格もありますし、他人の意見というのも、あまり役には立たないと思います。 例えば、「酒飲んで暴れて嫌な事なんか忘れちまえ」とか「泣きたいだけ泣け」とか「海に向かってバカヤローって叫べ」とか言われても、そんな方法ではダメだと思ったりするでしょ。結局、自分で割り切るしかないのだと思います。 夢に限って言えば、枕の下に宝船の絵を敷いて寝るとか、寝る前に自己暗示をかけて、楽しい夢を見るようにしてみるとか、一石二鳥を狙うなら潜在意識に成功願望を叩き込み、成功してしまうとか(自己啓発セミナーなんかでよく聞きますね)。 言うのは簡単ですが、「嫌な事は早く忘れてしまう」に尽きると思います。
お礼
UglyKidさん、ありがとうございます。 >目覚めているときに受け入れにくかった出来事を、 より受け入れやすい形で経験するための夢かも 「補助夢」というのは始めて聞きました。確かに今思えば、自分が前向きな性格だということを自分自身に言い聞かせて、嫌なことを受け入れずに逃げているのかもしれません。だからすごく納得しました。夢では避けようにも避けられないのですね。「受け入れやすい形で経験するため」ということは、ポジティブな経験と捉えても大丈夫ですか? 夢の内容で心理を分析するのは容易な事ではなさそうですね。自分で記録をしていくと、自分自身の夢の傾向みたいなのがわかりそうでいいかもしれませんね。