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DRCラターシュの評価
ロマネ・コンティ ラターシュの年代別評価が知りたいのですが…。 ちなみに1994年はどうなんでしょうか?
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- pauillac
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ぼくは、1994年は飲んだことがありませんので、ラ・ターシュ全般の話で恐縮ですが。 あるワインバーのマスターの話ですと、ラ・ターシュは1995年以前が良かった、と言っていました。 ぼくは1996年以降のものしか飲んだことがありませんので、1995年以前がどれほど良かったのか、知りようがありません。 でも、1996年と2000年物を飲んだ感想は、2000年物がブルゴーニュ全般では不作の年とは言われているにも関わらず、良年の1996年とそん色のない出来栄えだったと思います。そして、2000年物はロマネ・コンティとロマネ・サン・ヴィヴァンをのぞく全てのDRCの赤のグラン・クリュをのみましたが、ラ・ターシュの良さは突出していました。 グラン・エシェゾーやリシュブール(これはやや劣化していましたが)も、それ自体は優れているのですが、ラ・ターシュの良さは別格でした。 ラ・ターシュは、ヴィンテージにかかわらず安定していることで定評があり、年によってはロマネ・コンティ以上、とも言われていますが、なるほどなとうなずけました。 ぼく自身は、ラ・ターシュに関しては、あまりヴィンテージは気にしませんが、ただし、2002年物だけは別です。 DRCは、本来良年である2002年物を、どのワインでも失敗しています。 ロバート・パーカーも、2002年物のDRCで90点を超えた評価をつけたのは、ラ・ターシュだけです。 実際にぼくも2002年のラ・ターシュをグラスワインで(といっても、50mlで1万円しましたが)のみましたが、なんと、30分で香りも味も落ちてきました。ラ・ターシュでは考えられないことです。 ぼくの知人は、同じ時に2002年のロマネ・コンティを、やはりグラスワインで(これ、50mlで3万円です)飲んだので感想を聞きましたが、「(味や香りが)ばらばらだ」と嘆いていました。 こんなわけで、ラ・ターシュ、あくまでぼくの個人的見解ですが、2002年を除けば、どのヴィンテージでもあまり気にすることは無いと思います(肝心なのは保存状態ですが) 2002年物のDRCの全てのワインは、ご自分で高いお金を出して買うのは決してお勧めしません。
- kagura01
- ベストアンサー率49% (37/75)
日本ソムリエ協会のシニアワインアドバイザーです。 どのヴィンテージチャートを参考にするのかは、いろいろとあるでしょうが、私がいつも参考にしてる「ヴィンテージチャート」です。 http://www.wine-navi.com/static/vintagechart.php これによれば、1994年はブルゴーニュには厳しい年でした。 しかしDRCのラ・ターシュは、厳しい年のヴィンテージでも、ある程度評価が出来ます。 1994年のDRCラ・ターシュの中身について書かれたサイトがありますので、参考にされてはいかがでしょう。 http://item.rakuten.co.jp/shonan/905432/ 私は1994年は飲んだことがないのですが、長熟型のワインはその酸について飲みごろに山谷があるので、ラ・ターシュがまだ16年しかたってないところを考えると、もう少し待っても良いのではと思いますが。。。 ちなみに、1995年のラ・ターシュは昨年試飲する機会に恵まれましたが、グレートヴィンテージで、もう飲んでも美味しく飲めましたが、酸もタンニンもまだ若い気もしました。もっと、土の香りとサンダル(白檀)の香りが欲しいと思いました。この香りは、熟成が進むと出てくる香りです。 ご参考までに。
お礼
親切に教えていただいてありがとうございます。参考にさせていただきます。