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この会社って大丈夫ですか?
会社の財務分析比率表を調べました。 負債比率が2289%。 自己資本比率が4.2%。 流動比率が72%。固定比率939%。 経常収支比率が95%でした。 上場していないので営業CFがわかりません。 この会社って倒産する危険ありますか?
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- kazu-si
- ベストアンサー率44% (39/88)
非常に危険な状態にあります。 ただし、中小企業の自己資本比率はまったく当てになりません。 経営者がじこ資本ではなく長期貸付金で資金を供給したり 給料を計上だけして未払い金で残したりしています。 負債の中身を十分確認しておく必要があります。 それでも流動比率が100%を割っているので、 非常に危険な状態にあります。
- iktmth
- ベストアンサー率63% (236/369)
結論から言えば、倒産する危険はあります。 しかし、その危険が大きいのか小さいのかの判断になりますが、よくわかりません。 ご質問の各種比率から言えば、優良企業ではないことは確かですが、このような状態で営業を続けている会社はたくさんあります。 また、上場していない会社ということですが、会計監査法人の監査を受けている会社でしょうか。 そうでなければ、決算書上の数字をもとにした各種比率の信用性は低くなります。 オーナーのワンマン会社なら、粉飾や、逆に税金対策も、割と自由にできます。 決算書が正しいとの前提で次のとおり検討できます。 自己資本比率が、かなり低くなっています(負債比率が高い)。 ここで問題になるのは、支払利息が経営を圧迫していないか、返済のために資金がショートしないかということになります。 支払利息の額を見ると、ある程度の推測ができます。借入金残高に対して支払利息の額が少ないときには、オーナーの個人資産を借入金として会社に投入している可能性が高くなります。その場合は、前述の問題は少なくなります。(会社の決算を黒字にするため、支払利息をオーナー負担にするため、オーナーが銀行などから借りて、会社に無利息で貸し付けていることも考えられます。) 逆に、支払利息が借入金残高に比べて高いときには、高利息の借入金を導入している可能性がたかいので、倒産の危険は大きくなります。 流動比率は100%を切っている、固定比率は非常に高いという状態ですが、決算期末だけの状態かもしれません。(本当は、月次や、半期なども見てみるほうが良いのですが) 流動比率は悪い数字ですが、流動資産の中身を検討する必要があります。現金預金が中心であれば、この程度の数字ならあまり心配はないと思います。売掛金、受取手形なら、得意先にどのようなところが多いのか(貸し倒れの心配があるのかないのか)や、回収までの期間も知りたいですね。なかには、決算で赤字を出さないために、あえて、倒産している会社への売掛金をそのまま残しているところもあります。 棚卸資産が多いのであれば、その棚卸資産の回転率はどのくらいか(本来、売掛金を回収して商品が現金に換わるまでの期間が望ましいですが)を見て、現金化しやすいものかという検討がいると思います。 また、固定比率が高くなるのは、自己資本比率が低いから当然なことです。もしも、代表者の親族などから、あるとき払いの催促なしの条件での借り入れなら、このような借り入れは、自己資本として計算しなおす必要があります。 経常収支比率が、100%ない状態ですが、この決算期だけなのでしょうか、それとも連続しているのでしょうか。連続しておれば、金がなくなってきますので、黒字続きでもあぶなくなります。原因の分析が必要で、赤字になっているのであれば、その原因と改善策をとっているのかを確認する必要があります。 数字だけではなく、オーナーに個人資産があるのか、経理担当が先を見越した資金繰りを検討できる能力を持っているのか、従業員の雰囲気はどんなのか(給料の遅配がないか)などを見てみる必要があると思います。 オーナーが誠実で、経理担当が優秀な場合は、倒産するにしても迷惑をかけられる心配はありません。しかし、いくらオーナーが誠実な方でも、経理担当の能力がなけらば、「ない袖は振れん」となりますので、個人資産は重要な要素になります。
お礼
ありがとうございました。 参考になりました。 この会社はオーナーのワンマン会社ではありません。 過去5年で3年間は赤字決算で2010年3月期は、赤字で2011年も赤字の予想だそうです。 来年以降、相当厳しいと思いますね。