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経営指標において、「流動比率」と「固定比率」の分母が違うのはなぜですか?
貸借対照表を勉強しています。 以下の式で表される流動比率と固定比率ですが、なぜ分母が異なるのでしょうか? どのような意味の違いがあるのでしょうか? 流動比率=流動資産/流動負債 ×100% 固定比率=固定資産/自己資本 ×100% 勉強し始めのため、恥ずかしい質問をして申し訳ありませんが、よろしくおねがいします。
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流動比率は短期間の資金の安全性を示す指標であるのに対して固定比率は長期の資金の安全性を示す指標です。 つまり、流動比率は1年以内に支払わなければならないお金と1年以内に入ってくるお金のどちらがどれだけ多いかを示すわけです。 これに対して固定比率は固定資産として運用されていて、将来的に入金されないお金が、将来的に支払わなくても良いお金によって賄われているかどうかを調べているわけです。 目的が違うので分母も異なります。 一方、当座比率はすぐに現金化してお金として使えるのがいくらあるのかを調べる指標で、流動比率と同様に短期間の資金の安全性を示す指標であるので、流動比率と分母が同じです。 また、固定長期適合率は、長期資金で固定資産が賄われているかどうかを見る指標で、固定比率と目的が同じなので、分子が同じです。
お礼
公式を暗記するではなく、指標の表す内容を正確に理解することが、大事ですね。 たいへんよく分かりました。 どうもありがとうございました!