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「討」幕と「倒」幕の違いを、教えてください。
「討」幕と「倒」幕の違いを、教えてください。
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この場合、「討」は朝廷の敵に対して使う言葉で、これを使える者は、帝の詔を受けた者だと思います。 これに対して「倒」は、詔を受けていない場合にも使える言葉だと思います。 たとえば、↓のような大儀があるか、個人の都合かの違いでしょうか。 討幕:「朝廷は幕府を朝敵と見做しましたので、帝の命を受けた我々が討伐します。異論は認めない。」 倒幕:「帝がどう思っているかは知らないが、幕府は嫌いだから倒す。反省はしていない。」 (この場合は、それなりの根回しをしておかないと、自分が朝敵認定されてしまう場合がありますが。) ただ、「倒」は相手の解体や消滅ですが、「討」はそこまでに到らせず、最近生意気だから、一度シメておくという意味に使う場合もありえるかも知れません。
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- goold-man
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回答No.1
武力「倒幕運動」(幕府を武力で倒す運動)を推し進めていくなか「倒幕派」(幕府を武力で倒す側の一派)公家の岩倉具視らの画策によって「討幕」(幕府を武力で討つ)の密勅が下されようとしていたときに慶喜は先手を打って大政を奉還することで、「討幕」(幕府を武力で討つ)の名分を失わせた。 薩摩側は長州、芸州との間で「武力倒幕路線」(武力で幕府を倒す)も進めており・・・ 参考URL 武力で倒さないと、徳川家の資力(数百万石)を減らすことができないので、幕府を武力で討つことを岩倉具視、西郷隆盛(はじめは大政奉還論に同意)、木戸孝允らは主張した。
質問者
お礼
「討つ」は勅命にもとづくと分かりました。 みっちょくは結局は偽物(偽勅)でしたが、 嘘をつけば討つ名分はたったのでしょうね。 ありがとうございました。
お礼
「討つ」は、勅命を根拠とすると同時に、理念的な物であることも分かりました。「倒幕」の方は物理的に幕府を打ち倒してしまう所まで行くのですね。ありがとうございました。