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地鎮祭の幕について教えてください。

地鎮祭や竣工式の祭壇の周りに幕が張ってありますが紅白、青白、黒白の幕、模様の入った幕など見かけますが使い分けなどについて教えてください。

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  • mapato
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回答No.1

こんにちは。 下のページによりますと 『紅白幕は入学式や卒業式など慶事全般に使いますが、青白幕を使うのは地鎮祭の時です。大手建設業者によると、建設業界ではこれを「浅黄(あさぎ)幕」と呼んでいます。  浅黄とは日本古来の色で、薄いあい色、水色のような色合いです。歌舞伎で舞台全面に浅黄色一色の幕を張り、一気に幕を引き落として幕の奥の舞台装置などを見せる演出があり、浅黄幕とは本来、この幕を指します。同じ浅黄色を使っていることから、青白幕も浅黄幕と呼ばれるようになったのかも知れません。』 ということだそうです。 http://osaka.yomiuri.co.jp/mono/mo60403a.htm 黒白のものを「鯨幕」というのは存じていましたが、「浅黄幕」という言い方は今回初めて知りました。 またその「鯨幕」も告別式ばかりでなく、慶事にも用いられることがあるようですね。 下のページには 『鯨幕というのは、お葬式などの凶事で使われる白黒の幕のことです。 鯨は背の部分が黒く、お腹の部分は白です。 さらに皮をはぐと黒い皮の裏側に白い脂肪がついています。 そこからの連想で、この白黒の幕を鯨幕というようになったようです。 鯨と馴染みの深い日本ならではの連想のようですね。 古来、黒色は高貴な色とされ、神事では古くから白黒の鯨幕が使用されているのだそうです。 凶事に白黒の幕が使われるようになったのは、大正時代以降、いわゆるお葬式屋さんが使い出したものなので、歴史が浅いようです。 紅白の幕も同様に歴史が浅く、今でも宮中の慶事や格式の高い神社では、古式に則った行事には登場しないため、紅白の幕が使われることはないそうです。 出雲大神宮の大祭でも鯨幕を張ります。 ですから、正統な神式にのっとった皇室の「納采の儀」に鯨幕が使われるのは、正しいことだったのです。』 という説明がありました。 http://shinobu.cocolog-nifty.com/apty/2005/03/post_11.html 参考になりますでしょうか。

sakura296
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 地鎮祭で鯨幕を使うことはないのですか? あと上棟式とか竣工式では青白幕と鯨幕はどちらを使ってもよいと言うことですか?その場合何か理由みたいなものはありますか?

その他の回答 (1)

  • mapato
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回答No.2

#1です。 ご紹介したページにもあった通り、鯨幕は伝統的には慶事にも用いられてきましたし、それに則って今でも格式の高いところなどでは用いられるということですが、近年は専ら告別式などの弔事に用いられることが一般的となってしまっている為、通常の地鎮祭や上棟式などで用いられることは少ないと思います。 ご紹介したページでも慶事への鯨幕の使用が特筆すべきことと捉えられていることなどからもわかるように、やはり広く「鯨幕=弔事=縁起が悪い」というイメージが定着していることが大きいのでしょう。 下記ページに「地鎮祭と上棟式用品」というものがありますが、表記に「鯨幕」とあっても決して黒白のものは扱っていません(本来は区別すべきですが紅白幕などをまとめて鯨幕と表記してしまっているのでしょう)。 専門店でそれ用として売られていないというところからも裏付けられると思うのですが如何でしょうか。 http://www.kyoto-singu.com/jitinsai-youhin.htm

sakura296
質問者

お礼

2度にわたりご回答いただきましてありがとうございます。 うーむ。そういうことですか!よく分かりました。