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海外企業における上司の責任とは?
- 海外企業における上司の責任について、日本の企業と同様に部下のミスに責任を問われることがあるのか気になるという質問です。
- 近年では、部下のミスまで上司が責任を取らされることが増え、部下の自立能力が低下していると感じられています。
- 部下への権限委譲と責任の受容が重要であるとの意見もありますが、海外企業においてもこの考え方が共有されているのか疑問が残ります。
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おはようございます・・・WOSHIRIBENRENです。 ご丁寧なお礼文をありがとうございます。 日本企業とアメリカ企業の大きな違い・・・ ON THE JOB TRAINING(OJT)とOFF THE JOB TRAINING(OFFJT)の違いですね。 日本はOFFJTを採用してきた結果が、無駄な費用と無駄な時間を費やしたのみ。(外的機関での研修制度、教育制度) アメリカはOJTを作りだした国(軍隊での兵隊育成に時間を掛けずに育成する為の、隊内教育が原点)外的機関に依存せずに、社内で作り出して行くので、自ずと無駄、無理、ムラを排除して責任の明確化が生まれるだけの事です。 シンガーポールの方も言って居られる様に、責任の明確化だけですので、日本人の感覚は他諸国とは異なる事が多いのです。(社員のミスを叱責するのは、本来なら貴殿なのですが、越境して貴殿を叱責するのは、貴殿の上司の傲慢=責任逃れ・・・貴殿の企業体質が責任分担を行っていない証だけですね。 アメリカ企業は個人の集まりが、組織へと変貌してるだけの事で、社員一人一人に責任が発生して、チームとして前進するのみですので、企業からOFFJTを与えられる事は有りませんし、スキルアップは個人の問題として捉えていますので、社員の成長が早いのです。 現在では、香港、シンガポール、台湾、韓国企業の多くの大企業はOJTのみですよ。 日本企業もOJTを採用し始めてる企業が多く成って居ますが・・・???ですね。 アメリカと根本的に違うのは・・・社員が責任貢献を果たす術を持つか、持たないかだけの事ですので、責任貢献出来無い者の首切りは、日常茶飯事で行われ、責任貢献を果たした者は、上昇アップを求め=転職アップして去る者の図式に成るので、企業も破格な昇給を与える反面、無駄な社員は首切り、優秀社員は年齢に関係無く、昇格=昇給していくシステムですので、個人主義と成り、組織は表面上の事ですね。(アメリカプロスポーツ界を見て頂ければ理解して貰えると思います) ハッキリ言ってしまえば・・・貴殿の上司は???ですね。(日本企業云々の前に)
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海外との組織の違いは殆ど有りませんが、手段は違います。 私は大卒後に渡米して10年間勤務、その後帰国して8年間日本で勤務、現在は中国で独立開業(個人)してる者です。 私のアメリカ時代の経験では・・・役割分担=責任分担=責任所在の明確化ですので、貴殿の企業で行われてる行為は存在していませんでした。(長としての責任を果たすか、果たさないか=貢献すしてるのか、貢献してないのか=結果のみですので、ミスを犯した社員の上司を叱責する上司なんて存在していませんでした。) 各課、各部署の主任、係長、課長、部長、各役員、社長の責任を求めるだけです。(社員の良し悪しの烙印を押すのは直属の上司で在り、上司の上司では無いって事ですね) 各責任者に結果を求めるので、越境指導はしません!叱責もしません!但し、褒め称える事は前面でします。 私の社会人1歩はアメリカでしたので、日本での勤務では・・・時間の無駄使いをしてるなって感じでしたね・・・叱責しながら酔いしれてるって感じで、長々と注意していても、的が外れて行くし、纏ら無いし・・・そんな管理職に聞いたんですね・・・君は何故?ミスを犯した社員の上司を叱責するのかと? 彼曰く・・・上司を叱責する事によって社員への注意喚起を促してるのです!・・・では、君の指導力の責任は誰が取るのか?・・・彼は目が点点点でしたね。 権限もアメリカと日本では違いますね・・・役割分担の中での権限は全て長の判断ですので、係長なら係長としての権限判断で貢献するのみ、言い換えれば、社員一人一人に権限が分散しており、責任結果も付いてくるだけの事です・・・上司の最大の仕事は纏める事、指針を示し、的確な指導をして貢献出来る社員の輩出=指導能力の結果=チームの結束力=個人能力の結果=集大成=責任達成者=貢献者として認められる。 貢献しながら、出世する為には、多くの貢献社員を作り出すのが各課、各部の長たる責任と権限分散なのです。 では、中国は・・・摩訶不思議な企業が多い・・・多くの長は成功報告はしますが、失敗報告はしません! 課、部の失敗は全て部下の責任ですね・・・指導能力を養う前に賄賂作りに専念する長が多いので、部下への叱責も殆ど在りません。(社員も管理職も、言い訳はぴか一です) 叱責する場合は自分の力を誇示するかの如く行いますので、在る意味日本と似てますね。(面子を重んじるので) 経済大国NO,1に成れない日本と中国の差は責任を曖昧にするからでしょうね。 中途半端な権限と責任では経済大国には成れませんよ!(中国の経済が伸びてるのは、外国資本企業の御蔭であり、世界の工場で終わるでしょうね) 給料一つとっても、課長と部長の差って僅かでしょ?・・・貴殿も企業に貢献した暁には、独立した方が良いかもね。
お礼
非常にわかりやすく、ほぼ解決していただける回答を ありがとうございます。 私も回答者様と同じように感じています。 海外勤務(ほぼ常駐)の日本の人も、日本の企業は無駄が多いと 言ってました。 1つ質問があります。 日本で上司が叱責される理由として、「顧客との信頼」を海外の企業より 重視しているからではないかと感じています。 だから、遅延やミスを「絶対に」発生させないといった思いが強くなり 部下に任せる重要性以上に、部下は上司が面倒みること といった風潮があるのでは? とも思っています。 勝手を言って済みませんが、 もう少し海外事情を教えていただけないでしょうか?
- nabituma
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海外でも日本でも上司が部下の責任をもつのは当然です。 監督責任ということです。 進捗を確認して誤りそうであれば修正するということです。 それでも不可抗力のような失敗もありますが、最終的な責任は上司がとるということでしょう。 もちろん逃げる上司もいますが・・・(海外でも) 権限移譲はされますが、責任まで完全に映るわけでないところが難しいですね。 まあそのあたり上司の給料の内と考えるべきでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 監督責任は、顧客との信頼を保つ為にも必要ですよね。 詳しい部分は省きますが、私がシンガポールのある企業に訪問した時に そこの人に「部下の進捗遅延で叱責を受けてしまって。。。」といった 話をしたら、「なぜ、上司とはいえあなたが怒られるの?」といった返答を 得たことがあり、『あれ、日本文化とは違うのかな?』と思ったしだいです。 確かに「最終」責任は上司がとると思うのですが、途中途中の状況での 遅延やミスに対しても、日本では上司のほうが叱責されている気がします。
お礼
2度に渡っての回答ありがとうございました。 非常にためになりました。 私が会社をいますぐ変革させることはできませんが チームのことから徐々に意識をかえていくことを 試してみたいと思います。