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中国文学と中国語学

中国文学と中国語学はどういう違いがあるのでしょうか?特に中国文学者が何を研究しているのかが疑問です。よろしくおねがいします!

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  • o_tooru
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回答No.3

こんにちは、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、確かにちょっとわかりにくいかもしれませんね。英文学と英語学、フランス文学とフランス語学。 列挙しますと、共通のものがありますね。文学と語学です。語学はその国の言語を学習すると言うことで比較的学ぶ内容は想像しやすいと思います。では、一方で文学は何を勉強するのでしょう? 私自身文学を少しかじったことがあります、下記のところで、他の方の質問に答えたこともあります(今更恥ずかしいですが) 文学はその作品を通して、「人間の生き方」を研究するところだと解釈しています。ですから「文学」は語学を基盤として、その国の哲学、宗教などを包括して成り立つのが「文学」であると考えています。 ですので、中国文学部では「哲学(儒教・共産主義など)」・「宗教(道教など)」それぞれが、研究の分野となっています。中国文学部でありながら、哲学を勉強している人もいますし、宗教を勉強している人もいます。 そういった意味で、他の国の文学部より深く勉強できると考えています。 (私の独断ですので、他の方からのご意見をお待ちしています。) ・・・老舎・聊斎志異、読みたくなったな・・・

参考URL:
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=527790
noname#7765
質問者

お礼

感動です!!!目からうろこがおちました。。。 文学がそれほど奥深いものだったとは・・・ 実は最近、西洋哲学と東洋哲学(仏教学)を独学で勉強してて、特に東洋哲学の奥の深さに感慨していました。そのほか中国の歴史にも興味があっていろいろ本読んだりしていました。 でも生涯学び続けようとするものかどうかといえば、なかなか納得が行かず、いったいどうしたものかと思って、やっぱり中国に留学したいので、それぞれの学問よりも語学!とおもってあのような質問をさせていただいた次第です。(中国では語学ができないとやっていけないですね・・・) それが、文学と言うものが、哲学、宗教など、様々な学問を包括する学問であったというのには驚きを隠せませんでした!中国語の方は、去年一年間中国に留学していたのもあって、結構自信はあります。 その語学を活かして、さまざまな学問に触れたいなら、この文学以外にはありません! 「人間の生き方を研究する」、つまり「善悪関わらず人間の傾向性を統計学的に探求する」学問ではないでしょうか? そういう意味では、僕がやりたい歴史にも通じてくるし、中国文学をやれば中国の歴史を学べるのも理の当然です。 僕の人生を大きく変えるアドバイス、大変にありがとうございました!!!

その他の回答 (3)

  • o_tooru
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回答No.4

何か・・そこまで感動されれると 恐縮しますが。 やはり基本は文学部ですので、文章を扱うのが中心になります。この夏休みに、片っ端から中国の文章を読んでみられてはいかがでしょう。 それにより、将来専門とする分野が決まると思いますよ。とにかく幅広いですから。4000年の歴史すべてがその領域となります。 亀甲獣骨文字からピンインまで、詩経から近代文学まで。甲骨文字もおもしろいですし、儒教もおもしろいです。聊斎志異などのお化けものもぞくぞくします。儒教で楽しいのは、孟子です。熱い孟子の論理にはこちらまで熱くなります。近代文学で好きなのは老舎です、北京を書かせたら彼しかいないです。紅楼夢もいいですし、京劇もいいですよ・・・

noname#7765
質問者

お礼

すみません~~~興奮しちゃいました でも僕にとっては本当に大きかったです。 今の所中国語の小説など5冊あまり読んでみました。 さすがに時間はかかりますが、ゆっくり慣れていこうと思います。 中国は本当に広大ですね!歴史にしても思想にしても、本当にスケールがでかいです。 これからいろいろ勉強するのが楽しみです。 o_tooruさんの勧めてくださった聊斎志異や老舎も読んでみたいですね。僕が中国に興味を持ったきっかけの金庸文学も原文で挑戦してみます! ほんとにありがとうございました!

  • chapanese
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回答No.2

こんにちは。大学で中国文学を専攻しました。 「中国語学」というと、たとえば外国語大学の中国語科のように、中国語という言語を研究するものです。 たとえば音声はどうだ、とかどういう言語形態だとか、を研究ますから、もちろんその言語を読む、聴く、話すという授業も増えてきます。 言葉というものから中国を理解していくと思います。 一方で「中国文学」というと「中国の文学作品」を研究するものです。 たとえば魯迅や老舎の小説を読んだり、「西遊記」などを読むのです。(もちろん中国語の原文で) ですので、読み物から中国というものを理解していくのです。 「中国語を学ぶために中国文学科を選んだ」(実はわたしもそうだった)という人がいますが、本当に「話せるようになりたい」ということが一番大事ならば(外大の)中国語学科に進むほうがよいです。 でも、中国文学科(中国史学、中国哲学を含め)のメリットもあります。少なくとも基礎の中国語は教えてくれます。必修外国語も中国語になります。ので、もちろん自分の頑張り次第では話せるようにもなるし、中国に関する知識も増えてくるでしょう。それゆえにいざ中国語を覚えるのもやはりまったくの初心者に比べて早いです。 以上、ご参考までに。

noname#7765
質問者

お礼

中国語は自信あるんですが、それを文法解釈したいとはおもわないですね~。僕は今大学で法律専攻してて、それよりずっと中国の事に関心があるので、大学卒業したら留学生して勉強しようと思ってます。がんばります!ありがとうございました!

回答No.1

学部として聞いているのでしょうか? その場合、文学であれば、中国文学の文学史であるとか、作品や作者についての研究になりますね。 一方の語学は中国語の発展史や、方言、発音の成り立ち、文法などコトバに対する研究です。 回答になりましたでしょうか?

noname#7765
質問者

お礼

なるほど。ありがとうございます! 僕自身、中国語の文法の研究や単語の語源の分析などをやりたいとは思わないので、中国語学の方は却下のようです・・・