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生命秩序が、物理法則に従っているならば、病気を物理的に治療することがで
生命秩序が、物理法則に従っているならば、病気を物理的に治療することができる。(全てではないが大部分は、遺伝子異常などは除きます) 私の、この様な主張に対するご意見を。 これは、科学の体系から見て、当然ありうることだと思われますか?それともありえないことだと思われますか?賛否いずれも歓迎いたします。
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要するに科学とは何ぞやということですね。 コレまた難しいww みんな大好きwikipedeiaによると (広義)体系化された知識や経験の総称。 (広義)自然科学、人文科学、社会科学の総称。 自然についての体系的知識[1]。自然科学。 (狭義)科学的方法に基づく学術的な知識、学問。 とあり、以下細かいことが書いてあります。特に今の場合で一番注目すべきは 科学的手法とは、ある事物や現象を説明するにあたり、考えられる様々な仮説から、再現性を持つ実験や観測を行い、その結果に矛盾しない説明を選びだすプロセスの事である。 科学的説明には、用いた実験方法や測定方法が公開され、第三者に検証される事が重要である。 また、実験や測定には、ある程度の精度がある事が望ましいとされる。 コレが出来れば科学といえるらしいです。つまり、 1.知識が体系化されている 2.仮説が矛盾なく証明され、理論にできる この辺りまで行かなきゃだめなのかもしれないです。 このwikipediaのページでも何が科学で何がエセ科学なのかというのがだらだら書かれています。 無定義語として科学という言葉が独り歩きしているとしか思えない状況ですね。 ニュートンの有名なプリンキピアという書物は科学としてでなく、『自然哲学』という名前を冠しています。(自然哲学の数学的方法) そういう意味では、技術的にもまだまだ生命の物理は花開いてすらないので、自然哲学に分類されてしかるべきなのかもしれません。 私個人としては、物理=自然科学なので、質問者さまの思想は科学といても構わないと思っています。
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- lineage_of_kei
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生命活動を物理現象としてみるのは私には過ぎた科学ですが、確か量子力学で有名なシュレディンガーも『生命とは何か?』という本を書いています。参考になるのではないでしょうか? おそらく生命活動は少数の物理法則では書き下せないでしょう。特に情報統計物理だとか、カオス、フラクタルという複雑系と呼ばれるような、超大域的に見たときの分子の集合体物理を考察する必要がありそうですね。 生物学は全く存じ上げないのですが、生き物が環境に適応しようとする理由を物理的に解析できたときに、このテーマである病気の物理的な治癒が達成できるものだと思います。
補足
再びのご回答ありがとうございます。 「生命とは何か?」はかなり以前に読みましたが、遺伝現象を論じており、残念ながら一般の医学には参考にはなりません。生命に量子力学が適用できないということではありませんが。 物理学は、複雑な現象を単純に記述するものではないでしょうか。単純であるからこそ、つまり、本質を抽象しているからこそ、多くの現象を説明でき、広く応用することが出来る。複雑な現象を複雑に記述するようでは物理学の精神に反する。 私の考え方は、他の質問欄や解答欄では疑似科学扱いされ、嘲笑されたり攻撃を受けております。それなのに、治療法は教えろ、と強要される。既存のパラダイムを破壊するような新理論の公表は慎重に行う必要がある。理論の受容や影響が大きすぎることを考えると躊躇せざるを得ない。 この質問で知りたいのは、科学とみるか、擬似科学とみるか、多くの人たちがどのように受け取るのか、ということです。どのような理由で、どのような論証法で判別しようとするのかを知りたいのです。最終的には、理論をすべて公開すれば決着が付くことなのですが、まだ条件が整っていないしためらいがある。
- lineage_of_kei
- ベストアンサー率45% (16/35)
おもしろいですね。 間違いなく人類はそういうことを目標に研究活動を行うでしょう。 ちなみに物理的な治療というと、粒子線のがん治療とかも含まれそうなものですがw さて、生命秩序が物理によって支配されているとなると一つ疑問に思うのが、 『秩序を知った人類が秩序を乱せるようになってしまう』 ことです。正直な話、無秩序になればどうなるかはやってみなきゃ分からないところであるし、知ったこっちゃないですが、そう考えれば 『世界は生命に対して秩序を露わにしないような作りになっている可能性がある』 ことも否定できないのではと思います。つまり、生命秩序は存在はするけど未来永劫理解はできないという立場です。 何も発見できなければ哲学で終ってしまいそうですが、それでも頭をひねってみるのはアカデミックでよろしいのではと思います。 モチベーションとして、『物理法則で万事解決☆』というのは研究動機としては十分でしょう。 現在の研究も難しい言葉は並べていますが、だいたいそんなもんですし。
補足
ご回答ありがとうございます。 秩序というのは、構造というよりも、物理法則のことです。粒子線治療も物理療法ではあるが、ガンという構造体を破壊するものであり、健康から病気へ、病気から健康へという可逆性はありません。同様の理由で遺伝子治療なども除きます。 生命が完全な無秩序になるということはないでしょう。健康であろうが、病気であろうが、それなりの秩序はあるでしょう。ただ、その状態が異なる。無秩序になるならば、病気を治すことは不可能でしょうから。
- spring135
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>生命秩序が、物理法則に従っているならば この場合、「物理法則」というのは極めて広義な法則であって、化学、生化学、分子生物学等、要するに生命に関するすべての事象を説明しようとするものであり、換言すればこれらの学問分野をすべて物理法則で説明することができればという意味と思われる。 それは多分人類史の終焉近くになって達成されるかもしれないが、少なくとも今世紀中は無理である。 従って「病気を物理的に治療することができる」というのは今生きているいかなる人間にも実現するものではない。 序ながら(全てではないが大部分は、遺伝子異常などは除きます)など言う珍奇な但し書きは蛇足である。
補足
科学的に疑問をもたれながらも、鍼灸などをはじめとする物理療法が実践されているのでは。原理の説明については、思弁的であるために認められませんが。
お礼
薬物療法ならば、病気ごとに薬を選択しなければなりませんが、物理療法ならば、一つの治療法則を知っていればOKということに。 個別科学の論理にはまってしまった人たちには理解しがたいようです。 また、何らかの機会があればうれしいですね。
補足
科学とは何か、ということは大体理解しているつもりです。新刊書店、古書店、ネット古書店などで入手可能な科学哲学の本は、本棚に並んでいますので。 事実として確定、法則化、原理の説明。ほぼ完了。 私は物理主義者である、とコメントしたところ、罵倒されました。医療関係者は、例えば、統計学・二重盲検法を用いることが科学的根拠であると思い込んでいる。数学が科学の研究に用いられているといっても、事実に基づく体系ではないのに。森羅万象、物理法則に基づかないものはない。医学も、科学的根拠は物理法則に求めるべきでしょう。ただし、現象と法則は、階層構造をしているので、必要に応じて選択することになりますが。 新理論を提唱する者には実証責任があるといわれるが、それはどちらかといえば、疑似科学と既存のパラダイムとの関係でしょう。パラダイムを破壊するような場合、受容責任が大というべきなのでは。死後、数十年たってから正しさが認められる、なんてことはつまらない。医師たちは、科学的思考ができていない。