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イギリス人とアイルランド人は、今も仲が悪いのでしょうか?最近は北アイル
イギリス人とアイルランド人は、今も仲が悪いのでしょうか?最近は北アイルランドでのテロは余り聞きませんが、北アイルランドの治安はどうなのでしょうか?ご回答よろしくお願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんは、北アイルランドの幾つもの村々で毎年7月12日に行われる、オレンジマンズ・デー(Orangeman's Day )というお祭りの行進をご存知ですか。1690年にオレンジ公と呼ばれたウィリアムス3世が、先王のジェームス2世のカトリック教軍を破ったプロテスタントの戦勝記念日の行進のことです。プロテスタントの人々は今から300年以上も前の戦争でカトリックとの戦いに勝ったことを、今でもカトリックの村々を毎年行進することでお祝いしているのです。300年以上も前の戦争ですよ。 例えば、もし貴方が韓国人だったとして、日本人が400年以上前の秀吉の朝鮮遠征の勝利を今でも毎年韓国の村々を行進してお祝いしていたとしたら、韓国人としての貴方はどんな気持ちになりますか。別な例としては、例えば今から250年経っても、アメリカ人が第二次世界大戦で日本に勝ったことを記念して、毎年日本の街々で行進してお祝いをしていたら、日本人としての貴方はどう言う気持ちになりますか。あるいは、愛知県一宮市の尾張の人が、信長が武田家を400年以上前に破った戦勝記念を今でも毎年甲府の街でやっていることを想像してみて下さい。必ず不愉快な気持ちになって、何とかこの祭を辞めさせようと、いろいろなことをするのではないですか。しかし、心配は要りませんね。まさか、日本人もアメリカ人も尾張の人も韓国や日本でそんな馬鹿馬鹿しい記念行事を延々と数百年に渡って続ける筈がありませんからね。 ところが、イギリス人はそういうことをやり続けているのですね。このこと一つとっても、イギリス人は随分変わった民族だと思います。そんな、数百年に渡ってのこの毎年のいじめが続く限り、北アイルランド人も延々と抵抗を続けるでしょう。勿論その抵抗には浪があり、おとなしい抵抗のときもあれば、過激な抵抗のときもありますが、このオレンジマンズ・デーの行進が無くならない限り、北アイルランド人も数百年に渡って抵抗をし続けること間違いないです。
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- nishikasai
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私はアイルランドと聞くと土地がやせていてじゃがいもしか育たず、国民の半分以上がアメリカへ渡った貧しい国との印象をもっていました。 ところが最近知ったのですが、一人あたりの国民所得はアイルランドのほうがイギリスより上になったんです。時代は変わるものですねえ! 一昔前、ボビーサンズというアイルランド人がイギリスに対して抗議のハンストをやって飢え死にしたのを覚えています。あの頃はアイルランド人はよくテロ活動をやってましたが、一人あたりの所得でイギリスを上回ったならもう金持ち喧嘩せずですね。理由がまったくなくなりました。 ついでに言うと中韓だっていまは日本と仲が悪いけどもし中韓が日本より一人あたりの国民所得で上になれば仲良くなると思います。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。今はアイルランドの方が一人あたりの国民所得が上ですか!すぐにとは言いませんがアイルランドとイギリス、隣国同士だから段々に仲良くなって行けば良いですね。どうもありがとうございました。
- my3027
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アイルランド人の友人が居たのもあり、実際にアイルランドと英国にも行きました。私の狭い知識から参考に。 私の経験では、アイルランドの人はイングランド(英国南部)には歴史上余りいい印象では無いようです。アイルランドにもエイングランドからの侵略の史跡が幾つもありました。逆にスコットランドは英国の一部ですが、同じケルト人種であり同様にイングランドから侵略された歴史からむしろ親近感があるようです。 北アイルランドについては詳しく知りませんが、余りテロの話は聞きませんね…。それよりタリバン等の台頭で、そちらの方が問題なのかもしれませんね。。。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。クロムウェルの侵略やイングランド王家による圧政など、歴史本で見て知っていましたが、やはり余り良い印象は持って無いのですね。中学生の時にイギリスがイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの連合王国である事、かっては別々の王国だった事、民族的にもアングロサクソン人のイングランド人とケルト系の3民族に分かれている事を初めて知り驚きましたが、やはり今も確執はあるのですね。サッカーチームや法律も別々ですし・・・。どうもありがとうございました。
お礼
「北アイルランドの幾つもの村々で毎年7月12日に行われる、オレンジマンズ・デー(Orangeman's Day )というお祭りの行進をご存知ですか。1690年にオレンジ公と呼ばれたウィリアムス3世が、先王のジェームス2世のカトリック教軍を破ったプロテスタントの戦勝記念日の行進のことです。プロテスタントの人々は今から300年以上も前の戦争でカトリックとの戦いに勝ったことを、今でもカトリックの村々を毎年行進することでお祝いしているのです。300年以上も前の戦争ですよ。」ご回答どうもありがとうございます。ジャコバイトの反乱(無論ジェームズ2世とその子孫・ジャコバイト・カトリック系住民から見れば「義軍」でしょうが・・・。)は知ってましたが、オレンジマンズ・デーは初めて知りました。確かにそれじゃあカトリック系住民が面白く無いですよね!プロテスタント系住民のカトリック系住民への積年の「いじめ」が、さらに憎悪の連鎖を産んでいると言う感じの様ですね。どうもありがとうございました。