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タンパク質電気泳動法の種類、原理について詳しく教えて下さい。
タンパク質電気泳動法の種類、原理について詳しく教えて下さい。 出来れば出典なども書き添えて頂ければ有りがたいです。
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よく使われるのは分子量の大きさで分離できるSDS-PAGE電気泳動でしょうか そのほかに等電点電気泳動やnative-PAGEなどがあります 電気泳動全般に言えますがほとんどはゲルの網目構造を移動するときに サンプル分子の大きさの差により移動スピードの差ができますので それを用いて分離するという方法です SDSはドデシル硫酸ナトリウム処理によってタンパク質本来の電荷ではなく大きさにあった 電荷をもたせることにより、分子量による分離をさせることができます nativeはタンパク質をそのまま流すのでその構造や本来もつ電荷の影響をうけやすく 未知のタンパク質の分離には不向きです 等電点はゲル内にpH勾配を作り出しタンパク質がもつ電荷にあった部位に収束させる手法で そのタンパク質がもつ等電点により分離する手法となります 等電点電気泳動で分離後、SDSで流すことで等電点と分子量にて分離する2次元などもあります 図表がないとわかりにくいと思いますので 愛媛大学のサイトに説明がありましたのでそちらを参照ください http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/bunnshi/page.htm 他にアトーにも http://www.atto.co.jp/pdf/The%20Beginers%20EP.pdf
お礼
ありがとうございます。助かりました。