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宇宙の終焉のシナリオで今もっとも有力な仮説を教えてください
個人的にはビッグクランチが印象に残ってるのですが、多分どんな終焉であれ最後には最初の状態(無)に戻ってまたビッグバンが起こるんじゃないかなーと思ってます。 何でも今宇宙は膨張を続けてて少しづつ遅くなる所かだんだん加速してるとか聞きました。 そして最後には銀河系、太陽系、地球と月をバラバラにし、地球や、人間の体でさえも膨張の加速で引き裂かれるとか… この理論に凄く興味あるので詳しく書いてるサイト等ありましたら教えて欲しいです。
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宇宙の最後ですか・・・先のお二人が回答されているように全くわからないですね。ダークマターが発見されてから30年以上たっていますが、未だにその正体は解明されていません。さらに最近ではダークエネルギーと、もうわけのわからないものまで出現していますね。とりあえず、私の知っている範囲でお答えします。 最初にお断りしておきますが、宇宙が膨張しているのは事実ですが、宇宙全体のスケールの話であって、銀河団ぐらいのスケールでははるかに重力の方が勝っています。ましてや銀河系、太陽系などに対する宇宙膨張の力はほとんど無視できるものです。ですから心配はご無用ですよ(^^) さて、これからどうなるか、今まで最も確からしいという理論や観測である (1)「弱い力」「電磁力」「強い力」をまとめる大統一理論 (2)ブラックホールなどを予言している一般相対性理論 (3)宇宙が加速度的に膨張しているという観測的事実 (4)現代、ほぼ確立されたと断言できる量子力学 (5)時間が永遠に続く この4つがただしいという前提でお話をします。 銀河の中の星は、寿命が尽きて、白色矮星や中性子星、ブラックホールとなります。白色矮星もいずれは黒色矮星となり輝かなくなります。 銀河同士もどんどん合体していき、白色矮星や中性子星も多くがブラックホールになっていくでしょう。ブラックホールどうしもどんどん合体していくと思われます。 しかしブラックホールといえども永遠の寿命があるわけではありません。ブラックホールはその重力エネルギーのために蒸発します。事象の地平線あたりであたかも粒子が大量発生するような現象を生じ、その質量をどんどん減らしていき、やがては蒸発してしまいます。 さらに陽子でさえ崩壊します。ブラックホール蒸発で生じた粒子や、ブラックホールに吸収されずに残っていたわずかな物質も崩壊していきます。陽子が崩壊すると言うことは原子核が崩壊することに他なりません。 すると宇宙では最終的に、真っ暗な空間の中で電子、陽電子、ニュートリノとエネルギーの弱まった光子がただようといううすら寒いことになってしまいますね。寒々しくって考えたくもないですが。 疑問点等があれば私の知っている範囲でお答えしますよ。
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- debukuro
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宇宙のエントロピーが極大に達しエネルギーも物質も宇宙全体に均一に分布してしまうので何の変化も起こらなくなる 熱工学面でのシナリオです
- tetsumyi
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宇宙の進化については種々の意見があってバラバラです。 ダークマターとは何かも全くわかりませんし、観測が進むにつれてますますわからないことが多くなっている言うのが実情です。 この宇宙空間について統一できるような理論(場の理論)ができない限り多くの説は想像であって仮説と言えるようなものではありません。 実際の観測結果から宇宙膨張が加速している等と言われていますが初期宇宙からの光が現在の宇宙で同等の性質を持っているのかさえも私としては疑問に思いますし、多くの測定では測定値にとんでもない別の要素が入り込んで何を測定していたのかわからなくなることは良くあることです。