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読んで損はない本
私は高校2年生なのですが、 将来、生物系の進路に進もうと考えています。 教科書や資料集だけでは最近の研究事情がわかりません。 あまり知識のない私にでも理解できそうな 面白い書籍はないでしょうか。
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こんにちは。 高校2年生で最新の研究事情を知りたいなんて、頼もしいなぁ~ と思いました。 私は専門は化学系なのですが、生物の知識が必要なこともあって、手っ取り早く知識を仕入れる必要があるときは文庫本を読みます。 素人さんを相手に書いてあるとはいえ、結構バカにならないですよ。 講談社のブルーバックスには面白い本が多いですね。 最近買った本は「新しい発生生物学」(木下圭・浅島誠著)です。1個の受精卵が卵割、細胞分化して生物体が形成されていく仕組みが説明されていて、とても興味深かったです。 単行本に書かれていることは、もちろん「最新の研究内容」ではありません。本に書かれるようになる頃には、その知識は既に少し古くなっています。 もっとup to dateな情報が欲しいと思ったら、雑誌の方がいいです。高校生があまり無理なく読めるものとしては、「日経サイエンス」などが良いかと思います。生物だけでなく、自然科学全般を対象にしていますが、生物系でも面白い記事がよく出ています。 「日経サイエンス」のURLです(↓)。 がんばって下さいね☆
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高校生で読んで損のない生物分野は,「植物生理」「動物生理」「発生」「行動」と思います。 これらは高校生物の中心ですし,センター試験等の入試の中心分野でもあります。新書版のそれらの分野の本を直接本屋さんでお求めになったらと思います。 進化は「ウィルス進化説」等のなにやら怪しげなものもありますので,ご自分で判断出来るようになってから読まれるのが良いと思います。 個人的には,ibm111さんが紹介している、「ゾウの時間ネズミの時間」の著者の本川達雄著の「歌う生物学」エィビーエスブリタニカや池田清彦著「新しい生物学の教科書」新潮社等はいかがかと思います。少し難しいとは思いますが… 参考にAmazonのURLをあげておきます。検索してみてください。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/489986/cs%5Ftab%5Fb%5F1%5F1/249-9505487-1004335
古典的な名著は、「ゾウの時間ネズミの時間」でしょうか。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121010876/ref=sr_aps_b_/249-0606880-4878754 生物系といっても分子遺伝学から生態系までさまざまなので もうちょっとしぼってもらったほうが回答がしやすいと思います。 #2さんのジャレド・ダイアモンド「セックスはなぜ楽しいか?」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794208766/ref=sr_aps_b_/249-0606880-4878754 もなかなか名著ですが 生物というより人類学のような気がします。
- hanamogera
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長谷川 真理子「進化とはなんだろうか」 岩波ジュニア新書 生物に関して考察する際,進化抜きには何も語れません.進化に関して高校生向けに書かれた平易な教科書です.一読をお勧めします. #長谷川夫妻(長谷川寿一・真理子)の本は,文章も読みやすく,内容も面白いものが多いです.(中には,買うのが恥ずかしい書名(「セックスはなぜ楽しいのか」)のものもありますが,内容は硬派です.)