問題があいまいな感じもしますが。
参考になりそうな日本語サイトもなさそう。
>>またリンカーン大統領の再建計画は何か?
多分10パーセントプランですね。
>>なぜこの計画が失敗したのか?
まず「再建計画」といっても必ずしも戦後のことに限らないことを理解していただいて。。
リンカーンの計画は戦争末期、どう戦争を終わらせるかを含めたものでした。
どのような戦後処理条件を出せば南部を降伏させやすくするか。
条件によっては北部になびく南部人がいると考えたのです。
ですから制裁あるいは懲罰の色がうすく、比較的寛容な態度で臨もうとした。
ある意味では戦略的に考えていた。
一方、共和党急進派は戦後処理を中心に考えた。
特に南部の懲罰をいかにするかに重点が置かれた。
少なくとも南部連合の指導者の政治参加は制限したいと考えた。
中には再建南部政府から南部保守派を閉め出して北部が積極的に指導しようというものもいた。
10%プランに対抗して出されたウェイド-デイヴィス法案は急進派の再建策。
リンカーンの再建策が実現しなかった(一部州では進められもしたが)のは
(1)北部(共和党)が1つの方向でまとまらず、大統領(穏健派)と議会(急進派)が対立したこと。
(2)リンカーン自身が死んで、指導力が発揮できなかったこと。
(3)後を引き継いだ南部出身のジョンソン大統領が極めて南部に寛容であったこと。
(副大統領からの自動昇格なんで辞めさせることができない)
などなど理由はたくさん。
>>戦争後の再建はどのように行われたのですか?
これは問題が大きすぎて。
行政と立法の問題か?経済の問題か?人種の問題か?
あらゆる角度から見れるので私には手におえない感じです。
もしレポートかなにかにまとめるなら「解放奴隷局」「カーペットバッガー」「レコンストラクション修正」あたりを調べてまとめてください。
参考文献なら山川の世界歴史大系アメリカ1を読めばおおよそのことがわかると思います。
私の手におえる範囲でザックリと。
参考まで。