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睡眠改善学という本を読んでいますが、位相とは何でしょうか。
睡眠改善学という本を読んでいますが、位相とは何でしょうか。
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睡眠は生体の周期現象の一つですね。周期運動を特徴付けるには、3っの要素があります。 (1)振動の上下の幅。これを振幅と言います。 (2)振動の周期。何秒で元に返って来るかの時間のことです。 (3)今、その振動は最高点にいるのか最低点にいるのか、あるいはその途中のどこにいるのか。たとえ振幅や周期が同じでも、その今の状態が違えば、一周期後にはやはり違った状態にいますね。この、今と言う時間に振動の揺れのどこにいるのか指定する量のことを位相と言います。 振動は数学的には回転運動として表されます。その場合、回転の半径の大きさが振幅、何秒後にもとの位置に戻るかの時間が周期、そして、円のどの方角、すなわちどの角度の位置にいるのかの角度のことを位相と言います。 したがって、睡眠の周期現象に関して、睡眠の深さは振幅にあたり、睡眠の長さは周期に当たり、何時に寝るかは位相に当たります。したがって、睡眠の深さと寝ている長さが同じでも、何時に寝るかでその睡眠の位相が違って来ます。
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その著者が何を言いたいか分かりませんが、睡眠には以下のような繰り返しがあります。 1.短いレム睡眠。(ここで夢を見ることも少ないがある) 2.睡眠の本体であるノンレム睡眠、大脳は寝ており間脳、小脳が少しと延髄の大活躍。消化が活発になる。 3.長めのレム睡眠。普通ここで夢を見る。身体は寝ているが大のは半分起きて働いている。この時眼が覚めた状態に近くなると「金縛り」と思い込む人がいる。 この三つで約1.5時間が一睡眠単位。あとはこれを繰り返す。 ノンレム睡眠中に起こされると非常に不愉快な状態になる。 眠りの長い人はサイクル前後のレム睡眠の時間が短くすぐ再度ノンレム睡眠に移ってしまう。 眠りの浅い人はレム睡眠毎に眼が覚める。