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必要がない、メリットがない、通用を保証してくれる国家がない、など。 「各県に自治体はあるが、日本政府が存在しない日本」を想像して「各県に、その県だけで使える通貨」があったと想像してみよう。 で、どっかの県の銀行が「日本全国で通用する『円』と言う通貨の紙幣を出します」って言って「１万円札」が発行されたとします。 あなたは、その銀行の広告を鵜呑みにして、ホイホイと「円に両替」しますか？ 他県に持って行ったら「そんな紙幣は知らん。おもちゃじゃないのか」って言われるかも。 それに「発行した銀行」が潰れたら「１万円札は、ただの紙クズ」になっちゃう。 現実の日本で「日本全国で円が通用する」のは「日本全国に、日本政府の主権が及んでいて、日本政府が円の通用を保証してくれているから」なのです。 これを「世界規模」に広げた場合「地球全域に主権が及んでいる世界政府」が必要であり「その世界政府が通貨の通用を保証している必要がある」のです。 なお、ヨーロッパ全域でユーロが通用するのは「ヨーロッパ各地の主権を持っているヨーロッパの各国政府が、各国国内でのユーロの通用を保証するよう協定を結んだから」に過ぎません。どこかの国が協定から抜ければ、その国では「ユーロが通用しなくなる」のです。そして、協定を結んだ各国が協定そのものを破棄してしまったら、ユーロそのものが紙屑になってしまいます。 通貨とは「それを掌管する政府がないと存在できない物」なのです。
お礼
そのユーロみたな協定を世界の180ヶ国くらいでやれば、、、と思ったんですけど、、、 メリットって良く分からないけど「円高、円高」うるさいから同一通貨なら為替がなくなると思って、、、