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宇宙へ向けて飛ばした信号について
- 宇宙開発事業団のコズミックカレッジで行われた催し物で、天文台から宇宙へ向けて送られた信号についての質問です。
- 質問の内容は、宇宙へ送られる信号に使用される電磁波の種類、信号の発信時間と消えるまでの時間、信号が星に当たって止まる確率についてです。
- 一般的に宇宙へメッセージを送る場合の情報をお答えします。
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これでしょうか。 ・過去に数回・・ ・1997年はスピカに向けて送信 http://www.mitsubishielectric.co.jp/dspace/column/c0303_1_b.html 臼田宇宙空間観測所の64mアンテナの送信機は、7GHz帯(Xバンド)と2GHz帯(Sバンド)で 出力20KW(どっちを使ったのだろう・・?) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%BC%E7%94%B0%E5%AE%87%E5%AE%99%E7%A9%BA%E9%96%93%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E6%89%80 過去の有名な例としては http://www2.ocn.ne.jp/~highwind/seti/arecibomessage.htm 周波数は2380MHz、出力は450kW 現在行われているSETIは、ほとんどが受信で、電波が多いようですが、 日本ではこんな例も http://www.nhao.jp/nhao/researches/workshop/proceedings/16/211_narusawa.pdf アレシボメッセージの球状星団向けはともかく、スピカまでの距離でも260光年以上 #もし、届いて返事があったとしても500年以上あとで、だれもこの返事は期待していないのでは・・
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- isa-98
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一部のみ。 クライストロンは昔扱った事はあります。 SHFなら指向性が極めて高くなるので有と言う理由なのですが、 VHF(ベリハイフレケンシー) UHF(ウルトラハイフレケンシー) SHF(スーパーハイフレケンシー) 周波数が高くなれば指向性は極めて良好になります。 ここまで来るとレーダーも機体の形も判別出来るようになります。 旧日本軍の電探が劣っていたのは使用周波数が低かったのが大きな原因でした。 20年前ならSHF帯域は一部技術者以外使えないような代物でしたが 現在ではGHZ帯域は携帯電話で誰でも使える領域となり、デジタル品質も普通です。 (20年以上前は白黒画像1枚を必死に2400BPSで30分かけて送る試験中でした。) 通常電波は距離の2乗で衰退します。(距離が2倍になれば1/4になる。) なら、光の粒子に近い性能を持った電波があれば低出力でも相手に十分届く事になります。 >この信号が星に当たってそこで止まる確率は非常に低いと言う風に聞いたのですが、実際どれくらいの確率なのでしょうか 1km先の1m^2の面積で仮想荷電粒子(個数)を想定します。(てきとうに) 着地点での衰退率1/距離^2 これをクーロンに結び付ければよいでしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E7%B4%A0%E9%87%8F
お礼
詳しい解説をありがとうございます。SHFが非常に指向性が高い電波であると言うこと、電波はある程度広がって伝わるということなどが分かってよかったです。ただ、私の勉強不足で理解できない部分も多かったので、もう少し自分で調べてみようと思います。 ポイントは、出来ればお二人共につけたいのですが、URLを見つけてくださったequinox2さんに付けさせていただきます。ご回答ありがとうございました。
お礼
一番上のURL、ドンピシャです! 検索してもうまくいかなかったので助かりました。ありがとうございます。 最後の一文ですが、返事はこない・万が一来たとしても何百年も先・・・にしても、自分の送ったメッセージが自分が死んだ後も宇宙を駆けているって言うのは、ロマンがあるなー、何て思います。