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津地鎮祭訴訟の判決は、神道は宗教であることを認めたということでしょうか
津地鎮祭訴訟の判決は、神道は宗教であることを認めたということでしょうか? よろしくお願いします。
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下記のWIKIPEDIA「津地鎮祭訴訟」を参照下さい。いわく、 「最高裁判所は(昭和52年7月13日大法廷判決)・・・・・ 本件起工式は、宗教とかかわり合いをもつものであることを否定しえないが、その目的は・・・、その効果は神道を援助、助長、促進し又は他の宗教に圧迫、干渉を加えるものとは認められない・・・・」 としました。 ここにいう「本件起工式(神式)は、宗教とかかわり合いをもつものであることを否定しえない」の部分、「宗教」とは明らかに「神道」を指しています。 これは「神道」が「宗教」であることを認めた、というよりも判決文の中では「神道」が「宗教」であることは当然の前提とされている、と言えるものです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E5%9C%B0%E9%8E%AE%E7%A5%AD%E8%A8%B4%E8%A8%9F
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- bismarks05
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回答No.2
神道が宗教であることを認めている判例です。 ただし、最高裁を始め、政教分離に関しては、目的効果基準という規定を設けて、違憲性を阻却することが可能になっています。 なお、あくまでも本件に関しては、宗教と認めたものであって、神道全体を宗教と認めた判例と解するべきではないと思われますので、個別的に宗教の適否判断が行われると考えた方が現実的です。
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