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ICP装置について
ICP発光分析装置で分析を行う際に、ネブライザーでサンプルを吹き込むのでしょうが、どれくらいの量が吹き込まれるのでしょうか?mlオーダーなのでしょうか?それとも、もっと少ないμlオーダーなのでしょうか?
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装置・ネブライザー・チャンバーの種類によって違うと思いますが、 一般的な回答を書きます。 少し古い本ですが、テキストを見ると 「試料吸い上げ量は、0.3~2mL/min」 とあり、 「プラズマへの試料導入効率は3%前後」 とあります。 これは1980年のテキストなので、今の装置は若干改良されてい るようにも思うのですが、私の使っている購入2~3年の装置でも、 2分程度の測定時間(試料の移動時間含む)で、試料の消費量は1mL 位なので、テキストにしめされた数値はそんなに変わっていないと 思います。 質問の目的がよくわからないのですが、 「どれくらいの量が吹き込まれるのでしょうか」 という質問にそのまま答えると、 ・導入される試料(液)は、(2分の測定として) ----> ~ 2mL ~ ・トーチ内へ入る試料だけを計算するならば、2分間吸 い込ました際の全量は(3%の効率として) ----> 60μL 測定に有効な液の量は(積分5秒として5s/120sで) ----> 2.5μL くらいかと思われます。 (有効な液量は、以外に少ないですね) 望まれる回答で無ければ、コメント下さい。