- ベストアンサー
ICP発光分析について
ICP発光分析でCaを測定した場合に2つの分析波長で異なる結果が出ますが、他のNa、Mgにはなく何故Caだけなのか。そもそも何故起こるのかもいまいち見当がつきません。 異なる励起準位からの発光でしょうか。Caは他の二つと比べて原子半径が大きいから励起しやすい・・・? どなたかヒントだけでももらえると助かります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ヒントになるかどうか判りませんが、私の経験を。 ICPでCaの検量線を引くのにブランクと標準液を測定しますが、他の金属は検量線が直線になるのに対して、なぜかCaは曲線(途中が膨らんだ様な)の検量線になります。そのため測定結果に食い違いが出てしまいます。 その為に対策としてサンプル中のCa含有量によって2種類の直線の検量線(微量用、多量用)を用意し、それぞれに合わせたサンプル採取量を調整して、検量線を切り替えて測定します。
お礼
自分メモ そうかスペクトルって複数でるものなのか・・・。 そのうちの発光強度の高いものが分析に使われている、という感じか。 Caの検量線で検量線が歪む云々のキーワードは自己吸収だったようです。なるほど。 http://surf.ap.seikei.ac.jp/~nakano/slides/Oubutsu2000Spr/sld007.html すっきりしたので締め切ります、改めてありがとうございました。
補足
返事が遅くなりました。 成る程、確かにCaの検量線は綺麗な直線にはなってなかったと思います。 そこの何故、を考えると厳しそうですが… こちらの実験では、同じ標準溶液から2種類のCa検量線を出していたので余計に良くわからなく。 熱励起で原子から出た光を分析ですよね…Caは2種類のスペクトルが出る、のか? ううん、取り敢えずなんとかはなりそうなので、あと2日程放置して何もでなかったら締め切りたいと思います。もうちょっと頭を整理しつつ。 そうやる所もあるのか、と興味深い話をありがとうございました!