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シンプルだけどインパクトのない絵
ブルーナの絵は現代もなお、皆に印象を与えていると思います。私は、シンプルな絵というものに対して、「シンプルさとは、最も重要な部分を抜粋した究極の形といえる。」と考えています。でも、世の中には、シンプルだけど、インパクトのない絵というものがあるのではないだろうか。と、自分の仮説を論破するために、探しています。もし、あるのならば、紹介していただけないでしょうか。
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こんにちは。面白そうな問いですね。 「シンプルだけど、インパクトのない絵」というものが存在する、しないは<シンプル>の定義によるのではないか と考えます。 <シンプル>:「シンプルさとは、最も重要な部分を抜粋した究極の形」は核心をついていると思います。ポール・ランドやディック・ブルーナはよい例ですね。 ですが、問いの後半部分の「シンプルだけど、インパクトのない絵」の「シンプル」は、絵として主線が少ないという「単純さ」のみがクローズアップされて、肝心の「最も重要な部分を抜粋した」部分が、ここで定義されている<シンプル>から抜け落ちているのではないでしょうか。 こういった絵は、言うなれば「単純だけれど究極ではない」ということであり、そもそもここで定義する<シンプル>のカテゴリーに入れてはならないのだと思います。
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- jakyy
- ベストアンサー率50% (1998/3967)
jakyyです。 【Gerson Leiber】の絵は下記のサイトです。 訂正いたします。
- jakyy
- ベストアンサー率50% (1998/3967)
「シンプルだけど、インパクトのない絵」は確かにあります。 強烈な印象を与えることががないので、忘れられてしまいそうな絵ことでしょう。 下記の絵はどうでしょうか。 【Jacob Kainen】 アメリカの現代画家ですが、全くインパクトがない絵を描いていますね。 【Doug Ohlson】 この人もアメリカの現代画家ですが、印象の薄い絵を描いていますね。http://www.artnet.com/ag/fineartthumbnails.asp?G=9&aid=150041 【 Gerson Leiber】 この人もアメリカの現代作家ですが、シンプルなよく見る絵ですね。 絵画はそもそも見る人の脳裏に何かしらを焼き付けるものですね。 シンプルだけど、インパクトのない絵というものは存在しますが、見つけるのが大変ですね(^.^)
お礼
URL、の紹介までして頂いて、ありがとうございます。この人たちの絵をちょっと調べてみたいとおもいました。ほなほな。(^^)
- hiromire
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よく地方公共団体なんかが、イベントを行う際などにシンボルマークなんかを作ってアピール活動したりしますよね。あるいは新しい商品、お菓子や洋服、はたまた企業のロゴといったものも大概はシンプルなものであると思います。その理由の一つは第一印象で人々のこころを惹きつけるため、といえるでしょう。それらはその「概念」をシンボル化したものであり、同時にその製作者個人の芸術的センスも大きく反映しています。商業的な意味では購買意欲を掻き立てることが主な狙いなので、芸術性を欠いていても、インパクトさえあればよい、ということになります。例えば資本主義が十分浸透している社会である日本に暮らしている私たちは、無意識のうちに絶えずそのようなものに接しています。テレビのCMや街頭の広告、もちろん全てシンプルなんてわけじゃないですけど、よく見てください、抽象化したりデフォルメしたりと、とにかくその概念を一般市民に訴えようと七転八倒しているデザインされたものだらけです。(例えばこのokwebのロゴ)このうちのほとんどは私たちの目の前を通過するだけで、記憶には残りません。つまり、本当は世の中にはシンプルだけどインパクトのないものだらけなのですが、それらは私たちが意識した瞬間に脳裏の奥底に永遠に埋没してしまいます。このような観点で考えると、インパクトのない絵というのは認識されないゆえに存在自体が疑問である、ということが導き出されてしまうのでしょう。 一方、シンプルだけどインパクトのある絵というものは、大抵その製作者のセンスが全面にその絵に反映されているので私たちの心にダイレクトに訴えうるわけです。要するに感動を与えうる作品というのは時代やそのもろもろの背景を超えて存在するものなのです。 余談ですが、以上のような論理が成立するのでマーケティングや諸イベントといった人集めを生業にする関係者なんかは、一目でわかるマークやシンボルといったことにデザイン、とりわけデザインのシンプル性を応用してるわけです。
お礼
ふむふむ。ありがとうございます。(^^)
- dawasa
- ベストアンサー率35% (19/54)
おもしろい問ですね。私はこういうの好きです。 ですが シンプルだけどインパクトのない絵というのはいくらでもあるんじゃないでしょうか。どこからどこまでを「絵」というかにもよりますけど、子供向けマンガの駄作の中とか、教科書のちょっとしたイラストや記号の役割をしている絵などに見つけられるように思います。たとえば低学年向けに算数を教えるときに、リンゴが5個に、バナナが3個、足すと…、というような問題でリンゴとバナナの絵が書いてあることがありますが、そういうのはどうですか。リンゴやバナナであることにこだわらず、「数」を抽象するためのものですから、インパクトのない絵になっていると思います。そういう絵も、よくよく見ると単純化の美学が感じられるというのであれば、再度回答します。
お礼
絵についてあらためて、いろいろ考えてしまいます。参考になりました。ありがとうございます。
お礼
まったくそのとうりですね。まずはこの問題の中でのシンプルを定義づけなければ話しは進まないですよね。そんな中、回答して頂いてありがとうございます。