始皇帝が偉大だから。
○ 漢字の統一、焚書坑儒などを断行した
民族ってDNAがどーだのあーだのって話ではなく、自己認識でしかありません。
おれは漢民族だといえば、それで漢民族。
漢民族と認識する背景は、漢字と、漢字で表現された歴史を共有化することです。
多様な歴史的背景を持った集団を強制的にひとつにしたのが始皇帝。
そして、その後の歴史記述を漢字でできるようにしたのです。
2000年くらい前の 漢が6千万と ローマ帝国が3千万で、世界の人口が3億人くらいと推定されています。
漢の人口は 20%近いです。この比率は 13億人/68億人 = 19% いっしょなんです。
ざっくりヨーロッパの現在の人口が7億人 10%程度。これはローマ帝国時代の人口比率です。
ざっくり生産性がいっしょなら、世界の生産性の向上によって、総人口 個別人口は上がっても、比率は似たようなものなります。
もしローマ帝国で始皇帝のような人物が 漢字の統一や焚書抗儒を行って、ローマ民族というのを作り上げていたら、人口七億人の ローマ民族がいたはずです。
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