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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:プレートテクトニクスと地震)
プレートテクトニクスと地震のメカニズムについて
このQ&Aのポイント
- プレートテクトニクスの分野で地震発生のメカニズムについて質問があります。
- 地震はプレート境界型地震、大陸プレート内地震、海洋プレート内地震、火山性地震に分類されます。
- 質問内容は、大陸プレート内地震と海洋プレート内地震の発生場所や深発地震の法則、平行移動型プレート境界の高度についてです。
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質問者が選んだベストアンサー
(1)トランスフォーム断層は、海洋底プレートにしか存在しません。 海嶺軸を挟んで左右対称に生成されます。断層である以上、滑りによる地震は必然的に起こります。トランスフォームと呼ばれる由来は、学習書から十分に理解なさって下さい。 大陸地殻は海洋底地殻の動きに乗って移動しますから、基本的にはトランスフォーム断層を持ちません。但し、東アフリカ大地溝帯とかグリーンランドのように、陸地自体が分裂することで新しい海洋底を形成するような場所では、海洋底に準じた断層を形成します。 プレートの分裂による地震には、海嶺付近での火山活動が付随します。東アフリカ大地溝帯でも同じ事が起きています。分裂の起きる場所が「発散の場」です。大陸プレートと海洋底プレートの衝突では、陸地側が上盤となる「逆断層」が形成されて地震が発生し、上盤側で火山列が形成されます。海洋底同士の衝突でも地震が発生し、上盤側に火山列が形成されます(例・マリアナ海溝)。 大陸プレート同士の衝突では、双方に重量の差が無くて潜り込み現象が起こらないため、高原や山岳が形成されます。当然地震を伴い、地底の条件によっては火山活動も伴います。 (2)殆どのプレート内地震は、浅発地震です。深発となるのは、大陸地殻の下に潜り込んだ海洋底プレートが地下深部で破断したり、両地殻の深部接触面での滑りから発生します。海嶺軸深部でのマントルの動きが地震を発生させることもあり得ますが、感知できる場合は少ないでしょう。 (3)並行型断層とは横滑り断層でしょうから、表面的な横ずれが主体であり、高低差を生じません。代表的な例として、北米西岸のサンアンドレアス断層があります。此処では、年間30cmほどの地震を伴わない静かな滑り(クリープ)も起きています。
お礼
具体例まで出して解説して頂き、とても勉強になりました。いろいろなことが自分の頭の中で混ざっていましたが、少しずつ整理できそうです。ご回答頂き、ありがとうございました!