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絵を描くときの視点
絵を描くときの視点 絵を描くときって物をどのように観察しているのでしょうか?
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(1)思い込みで描かない→静物デッサンで立方体を描くと、奥行きは見る位置によって大きく異なります。慣れていないと、固定観念で描いてしまいがちです。実際に色んな角度から観察してみましょう (2)視点の位置→視点を中心に対角線を引いて描くと、絵に安定感がでます (3)色を塗る時は、パーツ毎に描かない→全体のバランスを見て何度でも攻めましょう (4)色の固定観念は持たない→空海川は青とは限りません。例えば【水の入ったコップ】ってどうやって描きますか?背景とのバランス光の屈折等、実際に何回も描かないと思い通りになりません。 (5)出来るだけ【現場現物】で→写真は直ぐ見破られます。 なぁ~んて、ついつい、偉そうなこと書いちゃいました…絵は経験年数でなく、何枚描いたかで真価が問われます。 技法面は油絵具象画なら少しはアドバイスができます
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- kadowaki
- ベストアンサー率41% (854/2034)
>絵を描くときって物をどのように観察しているのでしょうか? 画家が対象を見るとき、画家の視点と観念(先入観、思い込み等)によって《見えるモノ》が規定される以上、対象をより正確に観察し、より写実的に描くためには、自身の視点の取り方、視点と対象との光学的な関係、さらには自らの脳裏に棲息している対象に関する先入観や思い込みの如何についてきちんと理解することが必要不可欠だと思います。 画家も生きた人間である以上、たとえ当人はそうと自覚しないにせよ、その視点はめまぐるしく変化、移動し、対象に対して多角的、多面的な視点から眺めるのみならず、過去から現在に至るまでモノを眺めてきたことの記憶の総体がそのたびに蘇り、同時に新たな観察によってその記憶の総体は少しずつ修正され、書き換えられ、上書き保存され続けているはずです。 さらに、彫刻家には自分が忘れてきた時間に対するコンプレックスなり、郷愁なりが彫刻制作の原動力になっているように、画家には立体に対するコンプレックスや郷愁が絵画制作の原動力になっていることも忘れてはならないと思います。
- oteichan
- ベストアンサー率24% (10/41)
あと追加アドバイスです。高さ10メートルと長さ10メートル、って、絶対に同じ距離なのに、長さは目と鼻の先、高さは異常に高く感じるでしょう!目のクセ、思い込み、感覚のズレを矯正するためにも静物デッサンをお薦めします