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「子争い」という名裁きとは?大岡越前の判断に迫る
- 大岡越前には「子争い」という名裁きがあります。ある時、ふたりの女が一人の子を巡って争いました。大岡越前は子供の腕を引っ張り合わせ、痛がって泣く方を実母と判断しました。
- しかし、質問者が疑問に思うのは、痛がって泣いている方を実母とする理由です。本当の母親は子を思うものであり、痛がって泣く子をさらに引っ張る母親はなぜ実母とされたのかということです。
- 大岡越前の判断は、子を思う母親ならば痛がって泣く子をなおも引くことを避けるという仮説に基づいています。子を思う母親であれば、子の痛みを感じ取り、引っ張り合いを止める道を選ぶはずです。そのため、痛がって泣く方を実母と判断したのです。
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質問者が選んだベストアンサー
母親が自分の「モノ」としてその子を欲しいか、子どもがそこまで思われたのなら、子どもが痛がることを避けて、例え負けて相手の「モノ」になろうが、幸せなに育つなら産んだものとして「良し」とするか、上っ面と、奥底の違いだね。 親は自分の快楽欲求、自己満足を伴う子どもの幸せが大事ではなく、「誰が幸せを与え、どういう状況になろうと、その子どもが幸せであればいい」とするのが、本当の親だと思う。
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- Bsukesan
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こんにちは。 叱る時以外で、子供が泣くようなことをする親がいますか?子供のことを愛しているから、泣いている子供を見ると心配になる。原因をしらべてそれに対応する。自分を犠牲にしても子供は守る。それが親でしょう。 子供に苦痛を与えて平気な親は、本当の意味で親とは言えない。そのような人間は子供を大切に育てるなんてできない。自分の感情や判断で子供を粗末に扱う可能性がある。 子供が痛がっても離さないのは、離すと子供の命がなくなるときくらいですよ。
お礼
こんにちは。 最後の一行、すごくよかったです。 ありがとうございました。
- ponman
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>本当の母親は私だから絶対負けられない ここにあるのは自分の都合だけであり、子供に対する思いやりや愛情は感じられない。と言う判断。
お礼
「思いやりが大切」…わかりました。 わかりやすく書いていただきありがとうございました。
- roroko
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こんばんは。 私見ですが、母親なら自分の子供を少しでも、つらい思いをさせたくないと考えるのはないでしょうか? 子供が痛がってないた時、話さなかったほうの女性は、「ここで負けたら、子供は取られてしまう」とある意味、頭で考え思い切り引っ張ります。(つまり自分のことを考えた行動) 他方、離してしまった方の女性は、母親として本能的な「子供を傷つけない」という瞬間の行動です。 (自分のことより子供のことを考えた行動) 咄嗟の行動に、人の本性は現れます。 そのことを指して、本能的に母親がとるであろう行動を、採った女性が、離さなかった女性より、子供に対する慈愛があるとしたのだと思います。 ご参考までに。
お礼
よくわかりました。 「慈愛」…素敵な言葉を書いていただきありがとうございました。
はい。 これは、「古き良き時代」の「お話し」ですよ。 (^^) 子の母親という存在は、 「子供に無償の愛を注ぎ、命に代えても子を守り、子供を大切に育てる」 そう考えられていた時代だと思って下さい。 判り易く書けば、 「お母さんは、小さな子供には無限に優しい」 と考えられていた時代です。 上記を踏まえて、質問の回答ですが。 >「痛がって泣いているものをなおも引く者がなぜ母親であろうか」 ↑ 本当の母親なら、痛がって泣いている「我が子」の手を、尚も引っ張る。 そんな「児童虐待」など、する筈が無い。 それが、(ほぼ)常識として通用する時代だったのです。 >「本当の母親は私だから絶対負けられない!」 ↑ はい・・・。 (^^; こうゆう考えは、未だ子供を持ったコトがないか・・・。 下手すりゃあ、子供の腕が折れようが、抜けようが、 「この子は、私の子だァ!!!」 と、「勝負事」のみに拘る、子供を虐待し兼ねない「危険な現代の母親」に成ってしまうカモ知れない女性ですなあ・・・。 子供は、品物ではありませんし、母親の所有物でもありません。 念の為・・・。
お礼
よくわかりました。 ユーモアもわかりました。 素晴らしいご回答ありがとうございました。
お礼
上っ面と奥底の違い、「誰が幸せを与え、どういう状況になろうと、その子どもが幸せであればいい。」 …深いですね。 子供の幸せを思う母親の気持ちわかりました。 ありがとうございました。