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地球は 動物は なぜ誕生したのですか?
地球は 動物は なぜ誕生したのですか? すべてのことには理由がある 気がするのですが であれば なぜ 地球があって 人が 誕生したのでしょうか?
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赤ちゃんが誕生する時のことを考えてみましょう。 その諸々の準備において、赤ちゃんが誕生してから準備を始める親はいません。 赤ちゃんが生まれる前から諸々の準備をして万全を期すのが一般的な親のありかたですね。 赤ちゃんが生まれた時に、赤ちゃんにとってのあらゆる面から考えて最適な環境を準備するのが親というものです。室内温度、柔らかい毛布、快適な肌着、気持ち良いお湯の温度、体に優しくて美味しいミルク、好奇心を満たすおもちゃ、24時間見守る母親の体制etc.etc. 全てが、赤ちゃんのためにシフトされた環境を作ろうとするのです。 人間も同じでありましょう。 人間が始めにありきなのです。 人間が生きる上で、最適な環境を逆算して創造されていることがわかります。 ありとあらゆる諸要素や諸環境がありますが、全ては人間という存在を前提にして、造られていることがわかります。例えば、肺は空気を前提にした構造に作られていますし、空気もまた肺を前提にして造られています。惑星間の距離一つあるいは、軌道一つ狂っただけでも、今のような生物が生きるための空気は存在し得ません。よって地球の大気を前提にして、天体全体の存在様相や配置が決められているのです。 惑星地球が誕生するには、銀河が形成されなければならなかった。銀河が形成されるには、150~200億年前に遡って、ビッグバンがなければならなかった。大爆発が起こり、膨張を始め、やがて渦を巻いている熱いガスが冷えて凝縮し、銀河系が誕生したのである。 この宇宙発展において、比較的短時間の過程では、物理化学的法則の作用しか見えないのであるが、 しかし数十億年という長い期間から見れば、物理化学的法則に従いながらも、宇宙は一定の方向に向かって進んでいたことがわかりますね。 すなわち宇宙の発展には目標があったというわけです。 目標とは、宇宙の主人公たる人間、そして人間の生活環境としての天体を造るということになりましょう。 宇宙意志=神は、宇宙の創造に際して、一番最後に造るべき人間を一番はじめに考えられたのです。 すなわち、人間を標本として万物を考えられたということです。 人間という明確な青写真が神の頭の中にあり、人間の構想を標本として動物を考え、次に動物の構想を標本として植物を考え、さらに植物の構想を標本として鉱物を考えられたと思われる。 つまり、構想(イメージ=青写真=設計図)においては、人間、動物、植物、天体と鉱物、というように下向式に考えられたのだと思います。 ところが実際にこの世界を造る順序はその逆であったわけです。すなわち、鉱物と天体、植物、動物、人間の順序で上向式に造られたのです。 最初の人間(=人間始祖)の具体的な姿(抽象的ではない)を心に描かれ、次に人間から一定の性質と要素を捨象し、変形しながら、いろいろな動物を考えられたわけです。 そして、動物から一定の性質と要素を捨象し、変形しながら、いろいろな植物を考えられたのです。 さらに植物から一定の性質と要素を捨象変形しながら、いろいろな天体と鉱物を考えたのです。 その時、動物の中においても、高級なものから始まって、それから一定の性質と要素を捨象変形しながら、次第に低級な動物を考えられた(植物も同様)のは言うまでもありません。 したがって、高度なチンパンジーから低度な鉱物に至るまでの全階層は、人間と相似していないものは一つもないのです。 例えば、人間と地球を比べてみれば、地球も人体構造の表示体であることがわかるのです。 地球には植物で覆われた地殻があり、地層の中には地下泉があって、その下に岩層に覆われた溶岩層があるが、これは、ちょうど、産毛で覆われた皮膚があって、筋肉の中には血管があり、その下には骨格と、骨格に覆われた骨髄がある人間の構造とよく似ている。 海と大陸の比率も人間の水分の比率に近似しています。それだけでなく、海水の成分の構成比率までもが血液のそれと近似しているのである。 似るとは何か?似ることが人間の喜びの大前提なのです。 人間を標本にして造られた全存在階層は、低秩序~高秩序まで、全てが人間の喜びの対象として造られているというわけです。 鉱物にも人間の要素が、植物にも人間の要素や作用が、動物にも人間の要素や本能があるからです。 人間の親が自分の産んだ子供を見た時、他人から「まあ、お父さんに似てますね」とか「お母さんに似てますね」と言われる時、無情の喜びが湧き上がるのである。 親にとっての子供、作家にとっての小説(=作品は第二の自己)、人間にとっての動物etc. 似る=喜びなのです。 動物や地球や宇宙は、人間が見て聞いて、触って感じるための博物館(喜びの対象)なのです。 赤ちゃんにとってのおもちゃのように!! 人間を喜ばせたい神の思いが込められているのです