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純金を原材料とした製品を製造しています。

純金を原材料とした製品を製造しています。 常にある一定の純金の在庫があり、決算の際に時価評価しているのですが、 金相場の変動による損益が、本業の損益を飲み込んでしまうことが多々あります。 製造工程の都合上、金の在庫が一定以上減ることはありません。 この減ることのない純金を、原材料としてではなく、 製造工程内の純金製の設備(治具)のようなものと解釈し、 固定資産に計上することはできないでしょうか? もし出来るなら、時価評価する原材料が減るため、 本来の事業による損益が見やすくなるというメリットがあるように思えます。 逆に何かデメリットは発生するものでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • aokisika
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回答No.1

税務会計と管理会計の2つを分けてはいかがでしょうか。 純金は消費されて製品の中に組み込まれていく以上はこれは原材料であって、固定資産とすることは税法上は許されないと思います。 しかし、税額を決定するための税務会計とは別に、御社の本来の事業による損益を見やすくし、経営管理に活用する目的の管理会計として、固定資産とみなす決算書を作ることはかまいません。この場合、2種類の決算書を作ることになります。税金はあくまでも税務会計による決算書で計算し、経営管理の目的として、純金を資産とみなした決算書を作ることになります。 デメリットは、決算書を2つ作るのでわずらわしい、ということと、2つを混同しないようにし、裏帳簿と誤解されないように、明確に分けること。の2点が思いつきますが、あとはすぐには思いつきません。

matto2525
質問者

お礼

ありがとうございました。 税務会計、管理会計の視点から2つを作成する点、理解できました。

その他の回答 (1)

  • ctaka88
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回答No.2

棚卸資産を固定資産として扱うことは、会計上も税務上も認められません。 次に金を決算時に常に時価評価して損益を計上しているということは、この金が「トレーディング目的で保有する棚卸資産(棚卸資産の評価に関する会計基準15項,16項)」ということになりますが、書かれている内容からはこれに該当するとは読めません。通常の販売目的、製造目的で保有する棚卸資産ですから、時価が取得価額よりも下落しているときにだけ評価損が計上されるはずです。 トレーディング目的で保有する棚卸資産(税務用語では短期売買商品)であれば、税務上もその評価損益が損金の額または益金の額に算入されますが、通常の棚卸資産では低価法による評価損だけが損金に算入され、評価益が益金となることはありません。 私の不勉強かもしれませんが、棚卸資産の時価評価損益を計上するという例を知りません。

matto2525
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 評価基準について、私の不勉強な部分がありますので、今一度調べなおしてみようと思います。