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大学の教職課程について
- 大学の教職課程の大変さや狭さ、実習との両立について知りたい
- 高校で日本史を教えたいが、社会系の門は狭くて難しいのか知りたい
- 教職課程の実習と一般企業の就職活動を両立させる方法を知りたい
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質問者が選んだベストアンサー
私は今社会人をしながら、某大学の通信で教職免許取得の勉強をしています。 去年教育実習を受けましたが、私以外は皆現役の大学生でした。 そのときに彼らから聞いた話も踏まえてお答えしますが、 正直言って、教員免許取得課程を受けるなら、断然現役の大学生のときに受講するほうが、とり易さからいうと、全く比べ物にならない程、有利(簡単)です。 履修登録の数はそこそこ増えるでしょうが・・・。 自分の時間が取れなくなるほど、なんてことはありえません。 (私の友人が大学で履修していたのを見ていても。当時大学の単位外履修で公認会計士の講座を受けていた私のほうがかなり忙しかったです。) ただ、出欠が厳しいと、自主休講で辞める人は多いみたいですね。 (大学って、自分しだいでいくらでも勉強できる場所なので、自主休講は私からすると非常にもったいなく思いますが。) しかも、通信でとることと比べると、単位取得の難易度は全く異なりますし、教職の応募関係も取り寄せてくれたり、書き方やアピールの仕方まで指導してくれ、大学によっては実習でつかう学習指導案なんかも事前に準備、添削してくれますし、手取り足取り、至れり尽くせりです。 ましてや実習となると私のような一般社会人には、あまりにもリスクが大き過ぎます。 私は運よく、有給を2週間取得して実習を受けましたが、私のように休みが取れる人は、まれです。(ほぼ0です。) スクーリングでであった人たちに聞いた話では、一般社会人は会社をやめて実習を受けるしかない人がほとんどでした。 そんな人たちからすると、とてもめぐまれている私でも、中学は実習期間も3週間必要で、おまけに介護の実習が必要となるため、さすがにそこまでは会社を休めないので、中学の免許の取得はあきらめました。 しかし、実際問題、最近自治体によっては、高校の免許だけでの教職の受験は認められないところもあって、中高両方取得していなければならなかったりもします。 正直、まずはスタートラインにたどり着く事さえ、ハードルが高く、非常に困難です。 ましてや、学科試験となると勉強できる時間からしても現役生よりとてつもなく不利です。 (現役生がきちんと勉強するかは、別として) 教員免許を取得するなら、現役大学生のうちに取っておくべきだと私は思います。 しかし、質問の内容からすると、正直、同じ教員を目指すものとして、非常に疑問に感じますし、 かといって、一般社会を泳いでいけるのかも甚だ疑問です。 就職浪人うんぬん以前に、もっと足を地につけて、どうすべきかをもう一度きっちり考えてみられてはいかがでしょうか。
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- riripasu
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>どんな資格を持っていると有利なのかを知りたいです。 すごく極端な例をあげてみましょう。 Aさん→大学で社会の免許をとっただけで、社会しか教えられません。 Bさん→大学で社会の免許をとった後、通信制大学や夜間大学でも勉強しました。 最初、日本大学通信教育部(東洋大学夜間部)で、中高国語免許の単位を追加修得して、中高国語免許を追加取得しました。 次に、明星大学通信教育部で、中高理科免許の単位を追加修得して、中高理科免許を追加取得しました。 その後、日本女子大学通信教育部(女子栄養大学夜間部)※夜間部や通信は、どちらも男女共学 で、中高家庭科免許の単位を追加修得して、中高家庭科免許を追加取得しました。 それで、中高の、社会・国語・理科・家庭科の4つの教員免許を持っているので、 社会・国語・理科・家庭科の4科目全部教えられます。 ・・・1科目しか教えられない人と、2科目以上教えられる人がいたとしたら、 どちらの人が重宝されると思いますか?
- riripasu
- ベストアンサー率50% (828/1627)
>実際のところどれほど大変なのか知りたいです。 興味がないのであれば、おやめになったほうが良いと思います。 1年生のうちは、教職課程を履修する人が多いのですが、 学年が上がっていくにつれ、リタイヤする人が出てきます。 ちなみに、大学3年生になると、教職課程の科目で、 「中学社会科教育法」「高校地理歴史科教育法」「高校公民科教育法」という科目があります。 この科目は、先生の話をきく、というものではありません。 学生1人1人が、中学や高校の授業50分を想定し、 自分だったらどんな授業をしたいのか、あらかじめ計画案を作っておき、 1人ずつ前に出て、他の学生や先生の前で、模擬授業をする という科目です。 この科目の準備をするには、かなりの時間がかかります。 ・絶対、教師になりたい。 ・教育に興味がある。 ・・・という人でないと、続きません。 >社会系の門はかなり狭いと聞きます。 ↓文部科学省のホームページを御覧下さい。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/1286948.htm 他の科目の免許を取得出来る大学の学科数に比べ、 社会系の免許を取得出来る大学の学科数が、2~3倍くらいあることがおわかりいただけるかと思います。 つまり、他の科目の免許を取得した人よりも、社会系の免許を取得した人の方が多くなるわけですね。 そのため、社会の教員採用試験に受験希望者が殺到するため、倍率がとても高くなるわけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 相当な覚悟が必要なのですね。昨日本屋に行って、教職関係の本を買ってきて熟読しています。読みながら考えてみると、やはり自分は教師になりたいんだという気持ちが再確認できました。高校の頃に、教師と対立して苦い経験をしたこともあり、自分の目指す「教師像」をこの一年間にしっかりと決め、来年からの教職課程に備えたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 最近はキャリアセンターの方や教授の方々に話を聞いて、教師という職業を研究しています。就職するまでの苦労はもちろんのこと、就職後の研修活動や生徒との接し方、生徒からは見えない職員室の問題等々、知れば知るほど教職というものは大変だと感じます。しかし、そうしていままで知らなかったことを知っていくたびに、教職への憧れも高まってきます。今まで漠然と、ただぼんやりとしていた未来の展望が、さっと開けたような気がして…。 厳しい意見にやや感傷的になってしまいましたが、こんなことでへこたれては教職なんてはなから務まるはずありませんよね。教職について調べながら、社会人としての知識も大学生活の中で身につけていかなければ通用しないんだなって。そう気づかせていただいた点で、感謝します。 社会人になったら、大学生の時間的余裕がなくなってしまう…。社会人の方からの意見、とても参考になりました。今の状態を当然と思うのではなく、先のことを考えつつ行動したいです。それが社会人基礎力のひとつですし、社会学部生である自分に必要なことでしょうから。 お礼が長文になるのも失礼ですので、このあたりで。ありがとうございました。