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「地層からサンゴの化石が出ると暖かくて浅くてきれいな海」という話はあえ

「地層からサンゴの化石が出ると暖かくて浅くてきれいな海」という話はあえておおざっぱに話をしているのでしょうか? 「サンゴ」は「刺胞動物のうち、石灰質などの骨格を持つもの」だと思います。 そのうち、珊瑚礁を作るサンゴはたしかに暖かい所にしか居ませんが、珊瑚礁を作らないサンゴは北方にも生息していますし、北海道でもサンゴの化石は出てきます。 なぜ、教科書では、「地層からサンゴの化石が出ると暖かくて浅くてきれいな海」と書くのでしょうか?

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  • kv2007
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回答No.2

サンゴはおっしゃる通り、寒流域や深海にも生息しているので、サンゴだったら全部そうだというわけではありません。ただもっとも繁栄しているサンゴ類は暖かい浅海に棲む造礁サンゴで、化石として残るものも暖流域のものが圧倒的に多いのです。ですので、一般的な文脈では「サンゴ化石は暖かい浅い海を示す示相化石」ということになるわけです。実際にはサンゴの種類まで鑑定した上で判断します。

bullfrog
質問者

お礼

なるほど。わかりやすい説明ありがとうございました。 地域の地層を調べたときにサンゴがあったのですが、地元の学芸員さんに相談すると「寒い地域のサンゴです」と言われ、教科書の記述はそれでは何だったんだと思ったのです。 圧倒的に暖かい地域の造礁サンゴが化石になっているという事実があるのであれば、どうしてもそういう書き方になってしまうのでしょうね。

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  • tarim_ho
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回答No.3

1%の例外は無視して、 話しを簡単にするために、そう言う書き方をしてるんですよ。 学者レベルでなければ、そう言うふうに話しを単純化しても 害はないだろうと、高をくくっているんですよ。 寒冷環境の珊瑚なんて話しし出すと、 書いてる方も、「うるせーよ、話しを一般化して書いてるんだよ。いちいち突っ込むんじゃねぇ」と 逆ギレするのが関の山ですよ。

  • hana-hana3
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回答No.1

>なぜ、教科書では、「地層からサンゴの化石が出ると暖かくて浅くてきれいな海」と書くのでしょうか? 珊瑚の生息域(生息環境)を理解すれば解ることでです。 過去から生息環境は殆ど変化していません。 水深、水温、透明度など、ずっと変化すること無く生息しているのです。 珊瑚礁があったと言うことは、過去に暖かい水域であったという証明にもなるのです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B4%E7%A4%81 http://kyushu.env.go.jp/naha/coral_reef_study/territory/index.html

bullfrog
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 珊瑚礁を作るサンゴは、確かに水温が高い所にしかありません。 しかし、珊瑚礁を作らないサンゴもあり、水温が低い所でもそれらは生息しています。 ですから、過去に暖かい時期がなかった地域でも、そのようなサンゴの化石が出てきています。