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国産旅客機の欺瞞
- 悲願の国産旅客機とされるYS11型機のエンジンはロールスロイス社製です。
- 最近では三菱MRJも国産だと言われていますが、エンジンはプラット&ホイットニー社製です。
- 以前、支援戦闘機を国産で作ろう、と言う話がありましたが、エンジンはアメリカから提供する予定でした。
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この場合の「国産」とは、「日本で設計、製造された機体」ということでよろしいのでは? エンジン以外のパーツ(プロペラや車輪、電子機器)も輸入品が使われているし、外装のジュラルミンも当初はそうでした。 http://ja.wikipedia.org/wiki/YS-11#.E6.A9.9F.E4.BD.93.E8.A3.BD.E9.80.A0 ただ、そういった事例は他にも多く、例えばスウェーデンの戦闘機サーブ・ドラケンもエンジン本体はロールスロイス製エイボンのライセンス生産です(アフターバーナーはスウェーデンのボルボ製)が、スウェーデンの「国産戦闘機」といわれています。
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- ryuken_dec
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>皆さんは、どう思いますか? Beholdersさんが、日本の国産旅客機だけ1から100まで日本で製造していないと国産で無いという定義にするのか不思議に思う。国産旅客機が嫌いなのか。
お礼
エンジンの出力・重量で機体の設計はきまります。 そのエンジンが丸ごと外国製というのはどうなんでしょう。 ありがとうございます。
- argue
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ライセンスによる現地生産やら部品供給の国際化やらで「国産」という言葉の定義は曖昧になってますが、製品全体のインテグレーションの中心になっている企業と部品を供給する企業は一応分けて考えるべきかなーと思います。 >日英合作機でよいのではないでしょうか ロールスロイスはエンジンを供給しただけでYS11の設計に関与してないから。 >エンジンはプラット&ホイットニー社製です P&WのエンジンはMRJとは関係なしに開発されており、P&WはMRJの設計に関わっていないから。 国じゃないですけど「○○の機種のために開発したエンジン」を搭載していた場合でもサプライヤーとして最終的に言われるのは主契約のメーカーだけ(例:川崎XP-1)ですし、主契約企業が日本の企業で設計も日本の企業が行っている以上は国産と言っていいんじゃないでしょうか。 >電子部品 あと、これが除外される理由がよくわからない。電子部品て現代の航空機では軍民問わず、中には「無いと飛ばせない」というレベルで重要なものが含まれますけど、なんでこれは外国製でもいいんですか? あと、そのロジックが成立するなら車でもトヨタ製とか日産製とかいう言葉は無くなりますね。 大概の車がトヨタ・パナソニック製とかコマツ・KYB製みたいな感じになりそう。 というか、日本が資源のほとんどを輸入に頼っている以上は「国産」という言葉自体が消滅するんじゃない?
お礼
であるならば三菱社製というべきであって、国産機というべきではありませんよね。 ありがとうございます。
- nourider
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航空機というのは自動車のようにエンジンも機体もまるごと自社開発する類のものではないのです。エンジンも機体も国際的な滞空試験にパスしないといけません、4さんが言うようにパスしているエンジンを持っている会社がとても少ないので、世界的にそのエンジンを使わざるを得ません(旧共産圏は除く)航空機というのは何よりも信頼性が重視されますので新参メーカーがなかなか活路を得るのは難しく、長年の実績のあるエンジンを積まざるを得ないのです。 そう言う意味では機体もエンジンも自社開発したホンダジェットはすごいですね。しかしホンダさんもエンジンのメンテナンスに関してはGEと提携しています。航空機のエンジンと言うのは頻繁に分解整備しますので、エンジンメーカーは世界中でメンテナンスの為のネットワークとスタッフを持っていまして、新参のメーカーがそれを揃えるのは不可能に近く、現状のようなシステムになっています。 実際ゼロ戦だって「三菱零式艦上戦闘機」ですが、エンジンは中島ですし、実際の生産も中島で作られた機体のほうが多かったですし、マニアは中島製と三菱製の違いがわかるそうです。 かように航空機というのは総合的な産業の複合物なので、複雑な産業を仲介指示し生産をプロデュースする立場の国や企業が「ウチのもん!」と主張できるものではないでしょうか。
- 参考URL:
- http://world.honda.com/jet/
お礼
>・・長年の実績のあるエンジンを積まざるを得ないのです。 であれば、国産と謳う必要はありませんよね。 ありがとうございます
- key00001
- ベストアンサー率34% (2878/8340)
No.1さんに一票。 産地やメーカの定義は「誰がプロデュースしたか?」です。 自動車なんて、中身に関係無く、エンブレムを付けた会社の製品ですからね。 誰が発案し、誰が要求仕様を作り、数あるエンジンメーカの中から、誰の基準でベンダーを選定,採用し、最終的な製造者責任を誰が追うか?ってコトに、多大な意味が有ります。 或いは、そもそも「出来る/出来ない」「作れるか作れないか?」じゃないんですよ。 世界に冠たる三菱重工さんなどなら、旅客機のエンジンでも何でも作れるでしょう。 『自社製』に拘るなら、三菱さんの規模なら、極端に言えばエンジンメーカを買収したっていいんです。 でも、当然コストなどの問題もあるワケで・・・。 その結果、外部調達の方が有利と判断したワケで、それらの判断をしたのは誰?ってコトにのみ、重要性があるんです。 次期支援戦闘機の頓挫した理由が、日本が自慢したのをアメリカがヘソを曲げて??? そんな幼稚な話しなワケが無いでしょう。 日本製採用の実績を嫌ったアメリカの軍需産業がアメリカ政府に働きかけて、その横槍に対して日本政府が最終的に折れただけです。
お礼
>世界に冠たる三菱重工さんなどなら、旅客機のエンジンでも何でも作れるでしょう。 それはあなたの勘でしょうか。 ありがとうございます。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
まぁ、一応は国産ジェットエンジンというものも存在するが、マイナーだわな。 > エンジン丸ごと外国製なのに国産機と呼ぶことに違和感を感じます。 零戦だってレシプロ機の命ともいえるプロペラはアメリカのもののライセンス生産です。戦闘機の命ともいえる機銃はスイス製のもののライセンス生産です。 それでも零戦は日本の戦闘機です。 部品だけあっても、それが一定の形に組み上げられるからこそ戦闘機としての意味を持つわけですから。 同じ意味でYS11も、国産機です(純国産とは言えませんが)。
お礼
零戦の場合、ライセンス料は払ってませんからパクリの部類にはいるかもしれませんね。 ありがとうございました。
- PENPENMAKKY
- ベストアンサー率17% (344/1984)
ではお聞きしますが、日本製部品(内部装飾や翼、機体素材など)が60%を占めるボーイングの飛行機は何故、米国産なのですか?エンジンはロールスロイスです。 現在、旅客機のエンジンはプラット&ホイットニー・ジェネラルエレクトリクス・ロールスロイス等でしか作っていません。 旅客機で一国のみで全ての部品を調達して作っているものは一つもありません。 米国が嫌がらせでエンジンを売らないのであれば日本は翼や内装(特にトイレねw)を売らなければ良いのです。 エンジンは英国製があるので代替調達出来ますが、日本の最新技術で作られた翼は代替がありません。 エンジン販売規制して自国の航空産業ぶっ殺すほど米国はバカじゃありませんよ エンジンはオプションパーツですので何処の国製でも構いませんが、機体は日本製です。日米合作じゃありませんよ。米国は少なくとも設計には関わっていませんので… ボーイングの新型機は日米合作というべきでしょうね
お礼
ボーイングの機体すべてがロールスロイス社製ではありませんよね。 それに、ボーイング機の全てが米国産機だと自慢げに語られるのを聞いたことはありませんし。 ありがとうございました。
- Kon1701
- ベストアンサー率24% (1445/5856)
お気持ちはわかります。YS-11、エンジンだけでなく操縦席まわりの重要な部品も外国製が多かったですから。 でも、エンジンは重要な部品だけど所詮は部品だと思います。エンジンだけあっても飛べません。機体メカは都合の良いエンジンを選べばよいだけのことです。エンジンを作る技術と機体を作る技術と全く別です。だから、こういう比較すること自体、的外れに思えます。 ところで・・・ネジみたいなものが外国製だと、そちらの方がよっぽど背伸びしているような気がしますが・・・。
お礼
エンジンの出力と重量で機体の設計は決まります。 それが外国製というのがちょっと。。。 ありがとうございました
- buck
- ベストアンサー率14% (97/678)
別になんとも思いません。
お礼
ありがとうございます!