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品質管理

大学における品質管理を 1.学生がお客様 2.社会がお客様 という2つの視点から見たとき、どのような違いがあると思いますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • apple-man
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回答No.4

品質に関するISO9001などには、 顧客満足度というのがあります。 お客さんから特に要求されなくても、 品質を管理する側からアンケート 調査を行うなどして、お客さんが 満足できるよいうにするのも、 品質管理の範疇ということです。 1.学生がお客様の場合  学生が分かり安い事授業の内容になって いるかなど、常にアンケートなどとり、 留年などしないように、補講などこまめに 行い、できるだけいい成績をつけてあげて、 いい会社を斡旋する。 2.社会がお客様の場合  社会がどのような人材を必要と しているか、企業等、世間一般に広く アンケート調査などして、成績の悪い 学生、社会に不適格、不要な学生は 絶対に卒業させない。また大学内 での評価基準を広く一般に詳しく 公表する。これにより、例えば○× 大学を卒業した人は、こうゆう基準 を満たしているということが明確になる。  工業製品の量産における品質管理の 最重要課題は、不良品を外部に流出させ ないということです。  不良品を作らない製造工程を確立する ことが最も望ましいですが、最悪 製造工程で不良品が作られてしまっても 出荷検査で必ず不良品が取り除かれれば いいのです。    社会がお客様と考えた場合、 大学において、製造工程は授業、実習に あたり、中間、出荷検査は、期末試験、 卒論認定にあたります。  出荷する製品には合格印が押されると と共に、客先の信頼を得るため自主的に 或いは客先の求めに応じて、検査 内容を公表します。  合格印が○×大学卒という学歴で、 検査内容の略表記が成績表にあたるで しょう。でも成績表だけでは、十分な 品質保証とはいえないかもしれません。 ある授業でAを取ったと言っても、 現状では評価基準が曖昧でしょう。  社会がお客様と考えた場合、 大学側は、成績をつける際の評価 基準を世間一般に広く明確に公表する ことが必要でしょう。

take526
質問者

お礼

ありがとうございます。とても為になりました。品質管理についてだいぶ分かった気がします。

その他の回答 (3)

  • GTAC
  • ベストアンサー率69% (316/454)
回答No.3

工学の高等教育に関しては、大学、学会、産業界、技術専門家がJABEEという教育内容の品質認証を2年前より行っています。いままでは大学の名前でしか評価しようがありませんでしたが、JABEE認定コースの場合は大学を第3者訪問して教授や指導内容を監査し国際基準になっているか認定します。 監査の手法はISO9000や14000と同様なシステム監査です。したがって先生がどんな研究や教え方をしているのかを問うのではなく、その学科で4年間学んだ方法や内容、合格基準が工学の大学卒業の基準に合致しているかどうかが問われます。 JABEEのホームページからは監査基準などがダウンロードできますし、各学会も監査員向けの監査マニュアルをホームページで掲載しています。 JABEEは社会から大学に対して「一定水準以上の卒業生を社会に出せ」と要求を突きつけた形ですが、一定水準以上の教育内容を保証するという意味で学生もお客さんです。

参考URL:
http://www.jabee.org/
take526
質問者

お礼

大変勉強になりました、ありがとうございます。

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.2

学生の場合ですと、学生自身の目的によっても違うでしょう。研究を重視した学生と就職を重視した学生ではおのずと目的がことなります。いずれにせよ品質管理の対象は大学の教育や施設などになりますね。つまり学生が求めるものを高い品質で如何に提供できるかという問題となるでしょう。 社会の場合ですと、送り出す学生が主に対象になると思います。しかし研究成果や公開講座などの場合もありますので、その場合は学生の場合と同じ面もあるでしょう。いずれにせよ社会に対して、これらの提供できるものすべての品質を如何に高めるかということが問題となります。 このように考えると大学職員にとっての品質というのもあるかもしれませんね。この場合は、大学を職場として給与の源であったり、働く生甲斐を提供するといった面で、大学そのものの品質を考えることになるのではないでしょうか。 いずれにせよ、これらが全く独立して存在しているわけではありません。お互いに関連しあっているのですから、総合品質管理という面から見れば、単に力の入れ方の配分の違いということになるのではないでしょうか。ただ管理を行うにしても時間や労力や資金に限界はありますから、それをどこに配分するかという面でずいぶんと結果は違うのでしょうね。 つまり製造過程に例えれば、まず計画や目標があります。原因にさかのぼれば大学の教育理念のようなものの改善に行き付くでしょう。大学の教授陣などの職員や、大学の施設は、製造工程ならば工具、ライン、計測装置などにあたります。これらの品質が悪ければ最終的に提供するものにも影響を与えます。仕入れる材料も管理しなくてはなりません。これはさしずめ入試試験ですね。そしてそれらを管理すべく手順が整っていなければなりません。これは職員の勤務評定や学生の成績評価などに当たるのだと思います。

take526
質問者

お礼

ありがとうございます。これを参考にして自分なりの答えを出したいと思います。

  • ryouma21
  • ベストアンサー率31% (9/29)
回答No.1

 誰が品質管理(システム)を実施するのかという大前提でまず、大きな違いがあります。 1.学生がお客様→大学職員・教授陣・研究員が対象、広範囲に考えれば、大学への出入り業者、大学生協等、学生への利便性を講ずる人。 2.社会がお客様→上記の人のほか、学生も含めた全体。 大学が社会人セミナーを行っていたり、図書館を一般開放しているなど広範囲な活動をしている場合、それに参加する全ての人。  私はこう考えますが、特にISO、TQCのプロフェッショナルの方の考え方も聞いてみたいです。  とても、興味のある質問でしたので参加してみました。

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