- ベストアンサー
世界の言語の離れ具合を視覚的に見れる図ってありますか?
世界の言語の離れ具合を視覚的に見れる図ってありますか? たまに、世界の民族の遺伝子的距離を表す図(理科の化学式みたいなのや、トーナメント表をいびつにしたようなの)を見ますが 同じようなので、世界の言語を対象にしたものってないでしょうか? たとえば、オランダ語はドイツ語の方言みたいなものだし、北欧諸国の言葉も通じるそうだけど 中国の方言は別の言語ほど離れてるってのを、視覚的に見てみたいのですが
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
図でなく表でも良ければ、何十年も前の論文で見ました。雑誌は「数理科学」だったかと。それが安本美典「言語の科学--日本語の起源をたずねる」 http://sils.shoin.ac.jp/~gunji/reviews/gengo.html に再掲されているかもしれません。確かではありません。 やり方は大体、以下のようなものだったと記憶していますけど、これも曖昧です。どんな言語にもありそうな基礎 単語を選び出す。その数は数十個と 500 個くらいの 2 通りだったと思います。それらの発音を記号で書く。その記号の一致不一致を定義する。一致した単語数を距離とみなす。 他にもいろいろ試みられてはいるけど、言語の場合、「距離」を恣意的に固定しない限り、無理だというのが通説らしいです。 なぜなら、まず言語間の距離がうまく定義できない。更に、もし距離がうまく定義できたとしても、2 次元とか 3 次元とかの、図で表せる低次元には収まらず、もっと高次元の空間になりそう。そして結局は、言語のどういう属性に注目するかによって「距離」が変る。醜いあひるの子の定理 http://ibisforest.org/index.php?%E9%86%9C%E3%81%84%E3%82%A2%E3%83%92%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 です。 > 距離を表す図(理科の化学式みたいなのや、トーナメント表をいびつにしたようなの) こんな http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~rhotta/course/2009a/hellog/lib/indo-european_family_tree.png 系統図なら、よく見ますけどね。中国語のも、あったら教えてください。 > 中国の方言は別の言語ほど離れてるってのを、視覚的に見てみたいのですが 発音で見れば大差ですけど、表記、語彙、文法で見れば、僅差でしょう。 ついでに。英語学習の困難さによって、ある言語から英語への「距離」を計る ftp://ftp.iza.org/dps/dp1246.pdf と、近いのが Afrikaans で、遠いのが日本語、朝鮮語だそうです。
その他の回答 (2)
二つの言語人体等に関係する基本単語を拾い出し綴りなどで共通度を%で計算すると、その二つの言語が何年ぐらい前に分離したかが分るそうです。その計算でいくとドイツ語と英語の分離時期は西暦4~5世紀のアンッグロ・サクソン人のブリテン移動の時期になるそうです。細かいことは、わすれましたが。 英語の大元は、現在のデンマークとドイツのシュレースヴィッヒあたりから移動した部族の言葉です。そ移動しなかった仲間の現在の言葉と英語とは共通点が見られます。
お礼
ヨーロッパの言語は色々分かるようですね
- ur2c
- ベストアンサー率63% (264/416)
訂正です。 > 一致した単語数を距離とみなす。 距離でなく類似度です。
お礼
二次元じゃ無理ですか…