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台湾の言語事情について教えてください。
台湾の言語事情について教えてください。 北京語の通用度。福建語の通用度。 福建人がくる前に公用語のような役割を果たしていた言語は? 少数民族の言語。日本語。 少数民族の言語の沖縄方言との類似性。 気になったところだけでいいので、少し教えてください。
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日本領有以前は平地に住んでいる多数派の中国人は福建語、少数民族はそれぞれの言葉を話して、それぞれ没交渉でした。日本領有とともに学校を開設して日本語教育を開始しました。このため、中国人は二重言語生活になり、少数民族は日本語が他民族との共通語になりました。戦後、大陸から中国正統政権を自称する中華民国政府により、日本語が禁止され、学校では北京語のみの教育がされました。しかし、中国人は日本語が使えなくても、不自由しませんが、少数民族にとりますと、外部へのコンタクトは日本語しか知りませんので、政府も大目に見て、少数民族相互間では日本語が戦後かなりの間、共通語でした。 福建人がくる前に公用語のような役割を果たしていた言語は?> 民族語ごとに言葉が違いありませんでした。 少数民族の言語の沖縄方言との類似性。> 沖縄方言は上古の日本語との深いつながりがあり、特に台湾語との関連性は少数の名詞をのぞいて薄いとなっているようです。
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- taiwan38
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Evianusさん、こんにちは。 shoyosiさん、お勉強になりました。ありがとうございます。 Evianusさんの言う・・・ >福建語についてですが、 国民党政府が台湾に逃げ込んだときに、福建人が多く台湾に 流れ込んだという話を聞いたので、質問してみました。 福建語は・・・私達の言ういわゆる台湾語の事ですね? ミン南語とか、台湾話、タイギー(台語・台湾語)とか言われてる・・・。 わたしゃあ良く判らんのですが、一杯あるらしいです。分類が。 と言うわけで、現在台湾で話されている台湾語と定義して書きます。 最近はワシの友人もワシに台湾語で普通に話しかけてくる事も多い・・・。 本省人なら通じ、外省人なら通じないかと言うわけでもない。 最近は若くてもしゃべれる人もいれば、年取ってる本省人でも しゃべらん人もいる。と言うわけで、年齢でもわからん。 台北よりも台中、台中よりも高雄で、使用率が高くなる。 中部、東部は他の方言の方が、勢力強いような気がする。 ですが、これらは全くの私見で確認を取った物ではありません。 宜しいでしょうか? では・・・。
- shoyosi
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福建人がくる前には国家として成り立っていなかったんですね? > 福建人が来てからも、民族を超えての国家意識はほとんどありませんでした。1871年宮古島島民が漂着して現地パイワン族に54人殺される事件があり、日本政府は損害賠償を請求しましたが清国政府は「化外の地(徳の及ばない土地)」に住んでる民の責任は取れないといって拒否したことがありました。 沖縄方言は比較的独立な「沖縄語」を形成しているわけではないんですね? > 現代の日本人を血液型などの遺伝子レベルで調べますと、九州中部以南沖縄までの人と東北地方の人が割合似てて、九州北部から関東にかけての人と区別されるとのことです。つまり、縄文人から弥生人に代わるときに大陸(朝鮮半島を含む)から多量の人がやってきて混血を繰り返したと見られ、それらの人が東漸していきました。言葉についても、縄文時代には東北から沖縄までほとんど同じ言葉が話されていたが、大陸から新語や新しい表現が移入されて本土方言と琉球方言の分化が行われたと見る見解が通説です。琉球方言には奈良時代以前に使われた言葉が多く残っています。
- taiwan38
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Evianusさん、こんばんは。 自分の感覚で(統計資料とか見てません)簡単にお答えいたしますね。 ちなみにtaiwan38は台北在住で、基本的には台湾訛りの中国語しかしゃべれません。 >北京語の通用度。 台北都心部では99%(ようは限りなく100%に近く通じる) 台北チョット田舎では80%(残りは全く通じないと言う意味ではない、通じるけど訛りが強くて厳しくなる) 高雄はあんまり長期滞在したこと無いんですけど・・・ 高雄都心部では80% 高雄チョット田舎では50%(上に同じ) 地方では20~80% 年寄りだけのバスも通らん田舎では、限りなく0に近くなる場所もあります。(笑)そう言う所に一人で行くとコミュニケーションはボディランゲージのみ。おかげで某方言も単語対応可能になってくる。(taiwan38の自慢!) >福建語の通用度。 Evianusさんの仰る福建語って何? 色々ありますので、これは不明。 >福建人がくる前に公用語のような役割を果たしていた言語は? と言うわけでこれも不明。 >少数民族の言語。 現在台湾で認められている原住民(差別用語じゃないぞぉ~)は、10部族。以前は9部族でしたので、一つ増えてますね。各言語は勿論違うのですが、同じ民族でも山一つ越えると、カナリ差の有る所もあるようです。部族が違っても差の比較的少ないのも有り、一概には言えないかもしれないっす。 >日本語。 東部の山の中へ行くとお年寄り同士が、それはまた美しい日本語で話されているのを良く聞きます。台北市でもたまにあります。(名詞は普通語とか彼ら共通の言葉も入ります)台湾語と化した日本語も沢山あり。日本語とはまた違う意味で使われている言葉もあって楽しいです。若者が使う日本語は、流行り言葉の一種にもなってます。 >少数民族の言語の沖縄方言との類似性。 沖縄の方と以前お付き合いした事がありますが、それは全く感じません。原住民の方とは日本標準語(四国、九州弁もありますね)の方が、強い結びつきを感じます。shoyosiさんも仰ってますが、沖縄方言では、少数民族と言うより中国北京語との比較の方がわかりやすいと思いますよ。 北京語と意外な日本語の古語(沖縄方言)の一致を玉に感じると楽しいっす。 「おっそれ高校の時、古文で出てきた事あるな」とか。(笑) では、こんな感じで如何なものでしょうか?
お礼
福建語についてですが、 国民党政府が台湾に逃げ込んだときに、福建人が多く台湾に 流れ込んだという話を聞いたので、質問してみました。 回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 御礼が遅れてすいませんでした。 福建人がくる前には国家として成り立っていなかったんですね? 沖縄方言は上古の日本語と深いつながりがあるということは、 沖縄方言は比較的独立な「沖縄語」を形成しているわけではないんですね? よかったら追加で回答よろしくお願いします。 回答ありがとうございました。