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彼の実家の居住区。
彼の実家の居住区。 長文です。 20代前半の女です。 非常にデリケートな問題なので、気分を害される方もいるかもしれませんが、周りにフラットな立場で相談に乗って頂けそうな方がいないのでここで相談させて下さい。 今現在お付き合いして1年ほどの彼氏がいます。とても誠実で信頼できる人で、近い将来結婚も考えています。 彼の実家は隣県で、同和地区だったようで、そこに15年ほど前に隣町から引っ越したということでした。 その話を聞いた時は何とも思わなかったのですが、後々、お母様の実家は元々今の家の近くにあり(お父様は遠方から来られた方です)母方のおじい様が靴屋さんを営んでいたということを聞いて、お母様はいわゆる部落の出身の方なのでは…?と思いました。 私自身、差別意識がないのかと言われると全くないわけではありません。 やはり未だに上の年代の方の中には明白に差別意識を持つ方がいて、そういう方に色々言われるのが面倒臭いし、戦う根性もないな…と思う程度です。それでも差別意識があるということなのだなと自覚していますが、差別なんてとても下らないことだと思っています。 彼がもし部落の出身であろうがなかろうが好きな気持ちは変わるはずはありませんし、結婚もしたいです。 両親も彼を好いていて、結婚に賛成はしてくれているのですが、親戚でうるさい人がいるので、部落のことは言わなくていい、と言っています。 私も言う必要はないと思うのですが、彼自身が自分がそのような地域に住んでいるのはなんとなく分かっているものの、お母様がいわゆる部落出身者であるということを知らない?ようで、居住区や、おじい様が靴屋さんであることを何の抵抗もなく人に話しています。 彼にしてみれば話すのは当然のことですし、隠す必要がある世の中の方が間違っていると頭では理解しているのですが、もし親戚の前でその話をすると、きっと気付いて反対されると思います。 親戚付き合いも多いので会う機会も多いです。 私にはその親戚の考えを叩き直してやろう!というような情熱はなく、散々お世話にもなっているので、縁を切るつもりもないです。 中途半端で汚い考えですが、なるべくなら彼にも今のままその問題について知らない方がいいのではないかと思いますし、かつ面倒臭いので親戚にも気付かれたくないのです。 どのように行動するのがいいのでしょうか? もし不快に思われた方がいたら本当に申し訳ありません。
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表題だけ読んで「居住区って、ガザ地区とかに嫁に行く悩みか??」と思ってしまいました。 相談者さんは真剣に悩んでいるのに、すみません。 本文を読んで、思い出しました。同和問題の事を。 私は、恥ずかしながら大学生になるまで同和問題について何も知りませんでした。 「えた・ひにん」と呼ばれる差別階級があった事までは、小学校の社会科で習ったのですが、 四民平等・文明開化あたりで無くなったんだろうと勝手に解釈していました。 だから偶然時間合わせにとった授業で、今でも部落出身の人が差別されることがあると聞いた時の第一印象は、 「は?21世紀のニッポンで!!?」 にわかに信じがたく、ショックだったので当時の事は鮮明に覚えています。 あんまり衝撃的だったので、家で家族にも話しました。 団塊の世代よりちょっとだけ若い両親は、ぽかーんとしていました。 さらに80代の祖母も「戦前の話じゃ~ないのかい?」とあまり信じてくれませんでした。 地域差なのでしょうね。 その授業を取らなかったら、きっと私は今でも何も知らなかったと思います。 同じ授業を取った人達も、3対1くらいで知らない人が多かったです。 (先生が「同和教育」について知ってるOR知らないで手を上げるように言われました。) 西日本出身の人は知っている人が多かったと記憶しています。 差別に直面している当事者のかたがたには、不謹慎で無責任発言に思われる事も承知で書きますが、 再び同和問題の事を目にした今もやっぱり、「21世紀の日本で?」という思いは変わりません。 無知だった最初の衝撃とはいくらか違った視点で、ですが。 私だったら、仮に親戚が反対してきても、そんな大昔のこと~!って笑って一蹴します。 心の底からそう思えるからです。 でも長年にわたる刷り込みは、そうそう変えられるものではないのも想像できます。 特に、ご高齢の方の差別意識を変えるのは至難の業ですよね。 ご両親は、あなたと彼の味方なので、とにかく結婚までは誤魔化してでも皆でそのご親戚から彼をガード!できたらいいんですけども。 長い目で見て結婚後の事を考えると、将来にわたってずっと彼に差別の事を隠しながら親戚づきあいをすることは難しいのではないかと思います。 お子さんができたら、両方のおうちに遊びに行ったりも当然しますよね。 お子さんにも、片方のおばあちゃんのおうちの事は言うなと教えるのですか。 折を見て、彼と真剣に話し合う機会は必ず持った方がいいと思います。 そしてその前に、相談者さんの心の中にある差別意識をまずなくして欲しいです。 難しいかもしれませんが、一番信頼している人に差別されることほど悲しいことはないはずですから。 差別は「継がない」事が一番大事だと思います。 言葉は悪いですが、高齢の「差別意識の高い人たち」はそのうち亡くなります、誰も逆らえない生命の法則で。 継がなければ、この差別はいずれ無くなる種類の問題だと思います。 私は、同和問題に対して長く無知・無関心だった事を恥ずかしく思っていますが 同時に、知らないからこそ先入観を持たずにすんだことを幸運だったとも思っています。 相談者さんのように転換期にさらされている人が一番苦労しますが、 いずれ生まれてくるだろうお子さんを、差別意識を最初から持たない世代にしてあげるためにも、 「差別は悪!」というキレイゴトを信じ込みましょう。 キレイゴトが普通の事になるよう願っています。長文失礼しました。
- kano20
- ベストアンサー率16% (1172/7073)
あなたが差別をして生活する選択肢をしたら良いと思います。 私は同和教育を受けて育ちました。 実際に該当する土地の友人もいましたし、亡き祖父母の年代ではその友人との付き合いも隠して来ました。 あなたが彼と生活して行くなら「親戚のうるさい人」を差別し生きていくことを彼にも強制していくことです。 あの人は変わっているので、私たちとは違うので親の住所や仕事などルーツをわざわざ話さないでと彼にお願いしましょう。 彼が差別されるからではなく、私の身内の恥だからというスタンスで。 私も前出の友人とはそれぞれ結婚し、子供も産まれ遠方になりましたが交流はまだあります。 幸いにも私の親が差別はいけない!と諭す親でいてくれたので祖父母での代までの差別だったと思っています。 夫にもわざわざ言いませんし、友人の子ども達も何もいらぬ知識は植え込んでいませんよ。
- unknown-2
- ベストアンサー率30% (51/167)
お若いのに、旧習に強力に囚われ、かつ「全くないわけではない」どころか相当レベルで差別意識が強い方、とお見受けします。 そもそも 「隣の県の ならそこは同和地区」 って知識があるのがすごい。隣の県だなんてそんな遠くまで!好きと同様嫌いも距離を越えますか。 「全くないとは言えない」程度じゃ、そんな知識はそもそも持てませんからねえ…よしんば聞く機会があったとしても、記憶できないんですよね、本当に差別意識の薄い人は。人間 興味のないことは覚えられませんから。 そもそもその地区に実家があった+その実家は靴屋だった からといって、彼氏さんのお母様が本当に同和地区民であるかどうかは不明なわけです。 ここのところが確定しない以上、アナタは身動き取れないんじゃないでしょうか。 物事は事実の確認から始まります。彼氏本人なり彼氏の親御さんなりにぶち当たって裏をとるしかないのでは? 当たりたくない というなら、アナタの嫌いな「部落民」の血をひく男の妻となり、部落民の一人と世間からはみなされ、アナタが産む子は「生まれが汚い」といわれなき差別を受ける可能性 というリスクを負います。そも、今アナタが 「彼のお母さんはいわゆる部落出身者だわ」 と色々おっしゃっているんですから、結婚すればアナタ自身が 「あれは部落出身者のヨメ」 と言われる可能性 大ですよ?ご自分でそういう思考をなさっているのですから、それはよくお分かりでしょう? そんなリスクを負いたくない というなら彼氏の「生まれ」が「クリーン」なものかどうか、事前に白黒つけておかねばなりません。 あア、そんな可能性を持つ男はイヤ と彼氏と別れる という選択肢もありますか。 好きということ、そして結婚をするということは、相手のマイナス、相手のリスクも込みで受け入れる ということです。 それに自信がないなら、よしておいた方がいいんじゃないですか。お互い不幸になりますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにおっしゃる通り人から見れば差別意識はかなり強いように思われるのかもしれません。 小さい頃から地域でも同和教育が盛んに行われていて、周りの出来ていない大人の洗脳を受ければ、嫌でもそういう意識が根付いてしまっているのかもと思います。 あと隣県といっても近いところなので、そういう話も入ってきます。 私自身は本当に家とか関係なく、彼が好きなので結婚したいと思ってるのです。 生まれが汚いなんて考えたこともありません。 ご両親もとても尊敬できる人です。 こんな無意味な差別はさっさと終わりにするべきだと思いますが、根強い問題だということも知っています。 ただ、彼が親戚に何か変なこと言われて傷つけるのも嫌だし、親戚に反対されるのも嫌なんです。 それならお互い何も知らないのが一番いいのかなと思います。 相手のマイナスもリスクも受け入れる覚悟というのは確かに必要ですね。 もし反対されたとしてももちろん結婚するつもりです。親でもないですし。 出来ればなるべく波風を立たせたくないなっていう話で。 なんだかイラつかせてしまったみたいで申し訳ありません。