- ベストアンサー
ボルトテンショナーの使い方に関しての疑問
現在会社でITHのボルトテンショナーを使っているのですが、 増締め際、以下の手順でしています。 (1)テンショナーをセットする (2)テンシャナーを止まるまで締めこんだら、 ラチェットハンドルで90°戻す (3)圧力をかけてボルトを引っ張る (4)ナットを締め付ける (5)圧を抜きテンシャナーを外す 以上の手順の内、(2)の90°戻すのは何故でしょうか? 会社の先輩も上の人にそう習ったと言い、何故緩めるのか分からないようなので質問しました。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
間違えた認識ですね。 90°戻す(半回転回す)ことは緩め作業の時に「緩めしろを作る」必要がありますので 行いますが、締め付け作業の時は全く不要です。 半回転回すことは、テンショナーでナットを緩める時の「緩めしろを作る」ことになります。 もし締め付け時と同様にセットした状態で緩め作業をした場合、 油圧を抜いたときにテンショナー自体にボルトの軸力がかかり、 ナットは緩んでいるのにテンショナーが取り外せなくなってしまいます。 再度、圧力をかけて元の締まっていた状態にナットをかけ直せば 解決しますが、このような状況を避けるためテンショナー全体を 緩め方向に半回転回す作業(緩めしろを作る)ことが必要なんです。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど。緩めしろのために戻すのですね。 また締付の時は関係なかったのですね。