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通信教育で高校の「情報」科目の教員免許取得を目指しています。
通信教育で高校の「情報」科目の教員免許取得を目指しています。 そこで質問なのですが、高校での「情報」科目というのは、具体的にどういったことを教えるものなのでしょうか? どこまでのレベルのことを教えるのか、また、「情報」という科目を教えるうえで、特に求められる能力というのはあるのでしょうか。 どうかご教授をお願いします。
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高校の教科「情報」は今回の学習指導要領で改訂され、「社会と情報」、「情報の科学」の2科目が設置されました。取得単位数は2単位ですから、生徒は上記の科目のどちらかを選択して履修(というか、学校がどちらかを開設する方が多いと思う)することになります。 どちらの科目も共通して、情報活用の実践力の確実な定着を図るとともに,情報に関する倫理的態度と安全に配慮する態度や規範意識の育成を基本とします。(この文章の意味がストンと落ちないようだったら勉強不足です) その上で、差異というか発展する方向性が変わってきます。 「社会と情報」は、どちらかというと、情報の特徴と情報化が社会に及ぼす影響を理解させ,情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用して情報を収集,処理,表現するとともに効果的にコミュニケーションを行う能力を養い,情報社会に積極的に参画する態度を育てることが目的となります。 易しく言い換えれば、21世紀の市民・社会人として、情報通信ネットワークを正しく積極的に用いて仕事や生活をすることができる能力を育成するという「ユーザー(コンシューマ)志向」の科目です。 それに対して「情報の科学」については,情報社会を支える情報技術の役割や影響を理解させるとともに,情報と情報技術を問題の発見と解決に効果的に活用するための科学的な考え方を習得させ,情報社会の発展に主体的に寄与する能力と態度を育てることをねらいとします。 つまり、プログラミングやネットワーク技術なども含めた、やや専門的(技術的)な方向性を志向していると考えればよいでしょう。 ですから、一般的には、普通科高校ですと「社会と情報」を取る生徒が多くなるでしょうし、工業科や商業科(情報科)の生徒ですと「情報の科学」(または両方)を取る生徒が多くなると思います。 もちろん教える側の教員としてはどちらにも対応している必要があります。 1.どこまでのレベルのことを教える それはここで簡単に述べられることではありませんので、教科書を見て下さい、としか言いようがありません。 2.教えるうえで、特に求められる能力 教員ですから、「生徒に教える」という基本的な(どの教科にも共通した)技術がある上で、 ・プログラミング言語が複数理解できている ・サーバを立てて、校内ネットワークの管理ができる ・Office系のソフトがマクロ程度まで書ける くらいの力は必要でしょう。
お礼
御礼を申し上げるのが遅れて申し訳ありません。 具体的なご回答を頂きまして、大分イメージがわきました。 これから勉強をはじめるのですが、 自らを叱咤しながら頑張りたいと思います。本当にありがとうございました!