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蛍光について

「蛍光」とはどのような光を意味するのでしょうか? 教えてください。

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回答No.2

>「蛍光」とはどのような光を意味するのでしょうか? 教えてください。 理化学辞典 第五版 には次のように記載されています。 蛍光 ルミネセンスの一種.外部からの刺激を除いた後に蛍光体が発する残光の中で減衰時間の短い成分に対応する発光をいい,減衰時間の長いりん光成分と区別するが,蛍光およびりん光成分を含めてルミネセンスと同義に用いられることもある.無機蛍光体では,準安定状態やトラップを介さずに直接に励起状態から基底状態へ遷移する過程で放出されるルミネセンスをいい,10^-9~10^-3s程度の寿命を示す.有機蛍光体ではスピン多重度が同じ状態間の遷移による発光をいい,通常は10^-9~10^-5sの寿命である.ときには10^-3s以上の長い減衰時間の遅延蛍光が観測される. どうでしょうか?

nao703
質問者

お礼

とても詳しい回答をいただき、参考になりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.4

同じ多重度間の遷移に対する発光のこと。 例えば、励起一重項状態(S1;singlet 1)から、基底一重項状態(S0)に緩和する過程において、放出される光のことざんす。 だから、三重項状態から三重項状態へ緩和する分子における発光も、当然蛍光と呼ぶ。  一方で、燐光は、異なる多重度の、例えば、三重項から一重項への(vertical;垂直)遷移です。スピンが異なるため、その遷移は禁制でございまして、許容遷移の蛍光に比べて一般に長寿命になるんですー。

nao703
質問者

お礼

詳しい説明、ありがとうございました。 結構複雑なものなんですね...(^^;)

回答No.5

同じ多重度間の遷移に対する発光のこと。 例えば、励起一重項状態(S1;singlet 1)から、基底一重項状態(S0)に緩和する過程において、放出される光のことざんす。 だから、三重項状態から三重項状態へ緩和する分子における発光も、当然蛍光と呼ぶ。  一方で、燐光は、異なる多重度の、例えば、三重項から一重項への(vertical;垂直)遷移です。スピンが異なるため、その遷移は禁制でございまして、許容遷移の蛍光に比べて一般に長寿命になるんですー。

noname#21649
noname#21649
回答No.3

たしか. パイ-パイ遷移(一重こう)で.たとえば紫外線照射のようなエネルギーを受けて.短時間で下の軌道に電子が落下するときに発する光。 注意点として.「蛍光塗料」に代表される民生用「蛍光なんとか」は.パイパイスター遷移(三重こう)を使った燐光のこと。化学と化学以外の分野での同じ「蛍光」という言葉が別の意味に使われていること。 燐光は比較的安定なき動なので.紫外線照射などか止まっても.じわりじわり光りつづけます。

nao703
質問者

お礼

ありがとうございました。 『化学と化学以外の分野での同じ「蛍光」という言葉が別の意味に使われていること。』は初めて知りました。

  • BOB-RooK
  • ベストアンサー率24% (63/261)
回答No.1

検索かけるとわんさか出てくるでしょうが、基底状態の分子を何らかのエネルギーを与えて励起状態として、その一重項からエネルギーを光として放出して基底状態に戻るときの光を蛍光と呼びます。

参考URL:
http://www.nanoelectronics.jp/news/oelfirefly/2.htm
nao703
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 リンク先も、参考になりました。

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