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熱帯魚用の蛍光灯は普通のと違うのですか?
水草の育成が良くなるために熱帯魚用の蛍光灯がありますが、それは家についてる蛍光灯とは違う光なのでしょうか?熱帯魚用のは水草が育つために特別な光が出ているのでしょうか?
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まあ、一応、専用品であり、通常のものとは異なります... 植物の光合成が活発となる波長というものがあり、 水草用であれば、その波長の光量をカバーするようにできています。 例えば、市販の蛍光灯のスペクトル(波長域)をご覧下さい。 http://www.akaricenter.com/denkyu_keikoutou/neoballz_reflamp.htm 3点で光量が高くなっていますよね? これが3波長型蛍光灯の特徴です。 この高くなっているポイントと、光合成の活発化するポイントが重なるように、 観賞魚用の蛍光灯は設計されいます。 光合成優先にしてしまうと、色味がおかしくなりますので、他の色と組み合わせて白色を表現しているわけです。 市販の蛍光灯は、光合成がどうのなど考えて作られていません。 また、飼育水は時間が立つと黄ばむ傾向にあり、この黄ばみを打ち消しクリアに見えるように、 一般の蛍光灯よりも(高ケルビン)青みがかった色が使用されています。 昼間の太陽光は5500Kですが、水草用蛍光灯なら7000~12000Kくらいの色を使用します。 よって、水草用の蛍光灯の場合、特別な光を出しているわけではありませんが、 育成に都合の良い光線を出すように調節してある+α とお考え下さい。 ...ということが分かってくると、市販品の中に、水草用として流用できそうな製品も見つかり出すわけですが。 一方、観賞魚用でも、魚の観賞だけに絞り、市販品と流用と思われる品も存在します。 一般的に水草の育成が考えられたものであれば、6500K以上でしょうから、見分けが付けられるかと思います。 赤や青色も、似たようなコンセプトでラインナップされています。 青は一般的に海水、赤は光合成の効率(水草の色形を整える)を高めるため 白との組み合わせという形で用いられることが多いです。
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- x530
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蛍光灯の動作原理は、電流が流れると真空近くまで減圧されている蛍光管両端のフィラメントから電子が飛び出します。 飛び出した電子が蛍光管の内部に微量封入されている気体の水銀(水銀ガス)と衝突すると紫外線が飛び出します。(紫外線発光します) 蛍光管の内側には、蛍光体という紫外線が当たると可視光が発光する物質が塗付されています。 【家庭用蛍光管】長寿命・人の目には「明るい」 家庭用蛍光管には紫外線が当たると、主に「赤・緑・青」の三種類に明るく発光する蛍光体が塗付されています。 特に、人の網膜細胞は「緑」~黄に強く反応するため、緑色を強化してあります。(明るく感じます) 赤・緑・青を混ぜる事により、人間の目には明るく擬似的に自然に見えるわけです。 【水槽・植物育成用蛍光管】短寿命・人の目には「暗い」 植物の光合成と成長には「赤・青」が特に必要です。 植物の光合成と成長には「緑~黄」は必要ありません。 植物育成用蛍光管には特に「赤・青」を強化してあるのが特徴です。 この、発光色の違いが照明用蛍光管と水槽用蛍光管の違いです。 下記URLをご覧ください。 家庭用蛍光管は「緑」~黄にピークがあり、水槽・植物育成蛍光管では「赤・青」にピークがあるのが分かります。 家庭用3波長蛍光灯 http://www.akarisenka.com/mame/mame_size.htm 観賞魚用蛍光ランプ(フィッシュルクス) http://saturn.tlt.co.jp/product/productinfo.jsp?katamei=FL10BRFA 植物育成用蛍光ランプ http://saturn.tlt.co.jp/product/productinfo.jsp?katamei=FL20SSBRN18A
- wakyo
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色温度が違う場合が多いです。 色温度とはケルビン(K)で表現される数値です。大きいほど青く見え、小さいほど赤く見えます。 10000Kはかなり白っぽいです。通常の室内用のものはもう少し黄色っぽく6500Kとかですね。水草には10000Kとかのほうがよいと思います。 展示されている水草水槽の照明は見てみると白く感じるかと。 海水などでは20000Kなどの少し青みを帯びた色が好まれる傾向にあります。 また、熱帯魚用のものは波長も違うようですね。広告などでよくスペクトルの図が描かれていたりします。
お礼
ありがとうございます。丁寧かつわかりやすく、大変参考になりました。今後ともよろしくおねがい致します。