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30cm掘ると水が出る?30cm地下に水が溜まる問題について
- 2009年に建てた家の庭で、30cm地下を掘ると水が染み出てくるという現象が起きています。
- 地盤は硬く地盤調査でも問題ないとされていましたが、この水の問題によって将来的な建物の沈下の可能性が心配されます。
- ハウスメーカーに対して、問題の認識と排水などの対応を求めることは可能なのか、またこのような状況は一般的な範囲内なのか疑問があります。
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#4です。 補足の質問について回答致します。 暗渠の深さは、地質によって決定します。 先にも述べましたが、可能性として表層雨水だと解釈出来ます。 その理由は、30cmで水が溜まって、且つ水ハケが悪い。 建物の建設の際の地質調査で比較的硬い地盤であった。 この条件を考慮すると、答えは一つしか出て来ません! あなたの建物の基礎は、布基礎かベタ基礎で比較的硬い地盤に乗っている筈です。 すると、木造の基礎は割栗石までの掘削深さを考慮すると、多くても45cm、少なければ30cm程度に予測出来ます。 結果、30~45cmで比較的硬い粘土質の地盤が存在すると考えて、然程問題はない!となるのです。 比較的硬い粘土質の地盤とは、通常『地山』で一般に「赤土(アカ)」と呼ばれている地盤だと予測出来ます。 この地盤は、不透水層です。 また、完全な無水層ではありません。適度な水分を含んでいます。 ただし、この水分は地中に存在する場合は、流動しません。 砂層や柔らかい粘土の様な『自由水(遊水)』とは違うのです。 従って、この地盤に含まれた水分は、浸透管を埋設しても排水出来ません。 では、何を排水するのか? ですが、比較的硬い粘土質地盤の上を覆っている表土に浸透している『自由水』を排水するのです。 敷地が、8m×10m程度ですから、私の考えでは実質の自由水の量は、建物の面積分を除いた面積の地盤に存在する可能性が高い。 よって、200~300φ程度の集水管を埋設すれば充分でしょう。 管の上部位置を30cm程度でスタートさせ、勾配を取る。 管の最長距離を18mとすれば、20cm程度の勾配があればOKかな~! ザックリですが、こんな感じでしょう。 実際は、現状を確認している専門家の意見に準じる事をお薦めします。 問題はオーバーフローの高さ設定でしょうね。 以上です。
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- dokatan
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たぶん粘土層ということなので、したにいかないで表層部分を水がはしっていると思います。 基礎は支持地地盤が良いということなので沈下はおきないと思いますが。地上の表面を水走っているということは、周囲付近に側溝や川はありませんか? おそらくそこから水が走っているのだと思います。 地盤調査でも水位はわからなかったのですか?施工段階でも基礎掘削中に水が基礎にたまり たぶん水中ポンプでくみ上げて工事したと思いますが? 基礎腰壁から内部にはいり床等が湿気でもんだし発生しないか確認することが重要だと思います。 あとでカビ発生等が生じる可能性があると思いますが。
- cyoi-obaka
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#4です。 奈良ですか! ではほぼ間違いなく地山でしょう! >知り合いの外構業者からは可能な限り暗渠を薦められています。 >ちなみに、もし勾配がとれるなら、深さ1Mほどの暗渠は現実的に機能しますか。 もちろん浸透側溝(又は浸透管暗渠)は設けないと集水効率が悪いです。 ただし、30cm掘れば水が溜まるのですから、浸透側溝(又は浸透管暗渠)の深さ1.0mは必要ないでしょう。管の太さと敷地の大きさにも依りますがネ! その勾配は1/50~1/100程度で敷設し、最終位置に集水枡を設けます。 集水枡の深さと宅外の放流先(排水本管又は道路側溝)の深さとの関係でポンプを必要とするか否か?が決定されます。 通常は、交互運転のために2台のポンプを設置します。 ただし、集水枡に常時ある程度雨水が溜まった状態で、オーバーフローする雨水だけを排水するようにする場合は、ポンプは必要無いですよ。 浸透側溝又は浸透管暗渠の敷設は有効でしょう! 以上です。
補足
建設的なご意見ありがとうございます。敷地は以前書きましたが8x10mです。確認させて下さい。オーバーフローする雨水だけを排水する場合でも、集水枡よりも放流先(排水本管)が高い位置にある場合、ポンプは避けられないのですよね?以前に外構業者から「枡を設置して水位を上げて、オーバーフローした水を流す、うんぬん、、」と言われたのですが、「ポンプも使わず水位を上げる?」というのが理解出来ませんでした。何か勘違いしているのでしょうか。 あと、深さ1mの暗渠と言ったのは、基礎が大体60cmだからです。深さ1mの位置に暗渠を施せば、深さ1m未満の粘土層が保持する水は排水出来ますよね、湿気等も考えて、それくらいの対応が必要かと思ったのです。深さ30cmでは、地盤の基礎面にある水分は抜けないですよね、こういう観点から設置位置を決めるのはどうなのでしょうか。素人ですがそれが気になりました。
- cyoi-obaka
- ベストアンサー率72% (61/84)
2代目cyoi-obakaです。 推測ですが、あなたの敷地は表層まで関東ローム(地山)のようですね。 多少表層部分が表土(黒土等)で覆われているといった状態でしょう。 割合、私の仕事範囲(東京の山の手)では多く遭遇しますよ。 この場合は、ほぼ100%近くの確立で不同沈下は発生しません! この水は、地下水ではなく、雨水の集水です。 要するに、関東ローム(地山)や洪積層粘土は圧密が完了していて、粘土粒子が小さい為、不透水層を形成しているのです。 これを解消する方策は、敷地内に集水枡(ピット)を設けて、ポンプで排水するしかありませんね。 しかし、この現象は地形地質から起因する必然的な事で、工事上の瑕疵でも不備でもありません。 若干、周囲の敷地より湿気が高い!と言った程度です。 従いまして、現状の改善は土地を所有するあなたの責において行う事となります。 以上です。
補足
ご意見ありがとうございます。細かい地層のことは存じませんが、当方は建築地は関西(奈良)です。関東(山の手)と同じように考えてもいいのでしょうか? 私も集水枡からポンプで排水しか思いつきませんでしたが、ポンプは故障等の問題もあることから、知り合いの外構業者からは可能な限り暗渠を薦められています。ちなみに、もし勾配がとれるなら、深さ1Mほどの暗渠は現実的に機能しますか。
- mokkosha
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補足について 再回答です。 はっきり言って追求が過剰すぎて、対応しかねるでしょうね。 貴方の人間性を疑われるのでは? 当然、無知で勘違いしている状態も含みますが、相手側と良好な関係であるならワザワザそれを壊す必要はないと思います。 確かに予見不可能ではないですが、調査義務も結果報告義務も改善提案義務もないです。 調査依頼がなかったので特に調査していない為、予見は不可能でしたと言われれば正当な意見として通ります。 地盤調査結果を報告していて、地盤補強なしの合意を得ているのなら、未だリスクと確定していない事実について責任をとる必要はないと解釈するのが一般的では? それに専門家でもない貴方がリスクであると断定してるだけなので、見逃した見逃していないの話にもならないと思いますが。 ひな檀で隣地より意図して低くしたわけではない=貴方は隣地より低いという事実を知りながら盛土もせず、低いまま自分の意志で合意して工事を完成させた。解釈が自己中心的で貴方の主張は認められないでしょう。 もとろん貴方の意見も十分身に染みて理解できます。 建築士には施主に対して適切な助言、指導を行う義務があります。 ただ、今回の件は対象外と受け止めてください。 依頼先が悪かったのでもありません。 今の貴方の心境をメーカーに伝えれば 貴方はヤクザ紛いのクレームをつける輩とレッテルをはられてしまいますよ。 貴方が求めているのは、誠意ある対応ではなく、貴方の傲慢な要求であると認識して下さい。 メーカーの誠意ある対応は「それはお困りのことでしょうね、もし宜しければ私方で改善策と改善策の見積をご用意しましょうか?」が精一杯と思います。
お礼
いろいろとありがとうございました。家を建てて困っているのは私なので、当然、ある程度は自己中心的な解釈になりますよね。また「低いまま盛り土もせず」とありますが、メーカーからは「かえって盛り土をすると土が完全に締まらず逆に怖い」と聞いています。そこで盛り土などはしていません。とはいえ、私も無知なものですから、色々な角度から意見を聞きたかったのです。今回の現象が、リスクかどうかは専門外なので確かに明言はできないかもしれませんが、不同沈下の原因としてよく挙げられていますし、設計士にも心配な気持ちは分かると言われました。これからメーカーと協力して対応していきたいと思います。率直なご意見は参考にさせていただきます、どうもありがとうございました。
- mokkosha
- ベストアンサー率63% (46/73)
建築士です。 地質が粘土質である場合、水を吐くというよりは水を吸い込んで含む性質があり、乾くと硬く、水分を含むと柔らかくなるのはご存知かと思います。 1週間程度では吸い込んだ水分が乾くことは珍しいのでは?水位が下がらないのも肯けます。 地下水が湧き出ているとは考え難いので、地下水位不明という地盤調査結果を気にされる必要はないと思います。 基礎施工中の問題が認められなかった件については、施工中の天候に因るところが大きいと思います。実際、極めて粘土質の現場でまとまった雨が降ると手が付けられません。工事中断、粘土質の乾燥待ち状態が続きます。私の経験では木造住宅の最長待機期間は3週間でした。10日程で乾燥状態になるのですが、再度雨が降ったため延長しました。 基礎施工中、特に地業工事中に雨が降って(少量は可)いなければ、地盤に問題があったと認められないケースが100%に近いと判断できます。 業者側に瑕疵や施行不良など不備が認められない現状では、無償で改善させるのは無理と考えるべきでしょう。補修ではなく改善なのですから。 確かに、このような状況は稀にある話ですが、問題がないかどうかは不明です。 地盤不良は様々な要因によって起こり得るため、その原因が工事請負者、工事施工者等にあったかどうかの立証は慎重に行わないと効力がありませんので注意が必要です。 大手ハウスメーカーなら当然、建物の図面(平面配置等)、地盤面の高さ、地盤改良の有無、基礎の仕様などの設計図書の一式について施主の合意は得ているものと思います。 書面による合意、合意の事実があるということは、その工事について施主も認めているということです。契約自体合意でしか成立しないのですから。 もし合意の上なら、隣地より地盤を低くし、雨水が自宅内に集まるように決めたのは双方合意ということになりますよね。 合意済の設計図書の通り遂行された工事を完成させても、尚防げなかった建物以外(工事範囲外)の気に入らない(不備とはいえない)部分について何らかを要求するのは逆に不当ではないでしょうか? 冷静になって再度考え直して見てください。 貴方がすべきことは要求ではなく、困ったから相談ではないでしょうか? 不同沈下による地盤補償は事前ではなく事後なので現状では、その事実がないか日頃から注意して調べるしかないのでは?地盤補償の範囲は5/1000以上とされ、10mで5cmも沈まないと補償対象外となっている場合が多いです。保証書を確認下さい。 普通に工事してそんな状況あり得ますかね? どうしても、将来的な不同沈下が心配であれば、公共事業の地質調査も行うような専門業者に調査を自主的に依頼して、安全であるかどうか、不安要素の明確化などの結果を知り、必要な場合は補強工事等を自主的に調査した業者の取引業者に依頼するなどの対策が考えられます。 基本的に自主的に解決すべき問題として取り扱ったほうが賢明のようです。 いずれにしても法規と事実に基づいて行動言動をするように心がけてください。
補足
いろいろと客観的なご意見ありがとうございました。確かにメーカーに求めるのは補修ではなく改善ですね。ただ、家の周りに水が存在するのは家としても当然リスクですよね?そのリスクは予見可能なことであり、メーカーの設計士はこれを可能な限り除く努力をする責任もあるのではないでしょうか。もちろん困っているので相談もしていますが、事前に対応可能だったのではと思っています。。基礎施工時、雨はあまり降らなかったので気付かなかったのでしょうか??なお、建物工事自体に不備・不満があるという訳ではないです。(ちなみに隣地より地盤面を意図して低くしたわけではないです。ひな壇なだけです)。リスクを見逃した責任というのはないのでしょうか??それをメーカーに問いてみたいですが、ここまでするのは責任追及が過剰でしょうか??しかし、苦労して一生にほぼ一度しかない家を建てたからには、納得のゆく誠意ある対応をしてもらいたいのです。
- 石川 智忠(@charley007)
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はじめまして、yo-shi14さん 私は元大手ハウスメーカーの営業マンです。 ご存知のように大手ハウスメーカーでは 建築の際に必ず事前に地盤調査をして いますが、やり方はメーカーによって様々です。 専門業者が行うものや、自社社員が行うもの、 そしてその土地の基礎判定もメーカーによって 様々なのです。 どこのメーカーかは分かりませんが、いずれ にしても大手メーカーであれば、地盤保証まで している事が殆どです。 何年かはそのメーカーによると思いますが・・・。 その地盤保証というのは、不同沈下に関しても 保証の範囲になっていると思いますので、 もう一度保証書をすべて見直してみては如何で しょうか? 基本的には、低い地形の土地は地盤が悪い事が 多いもので、水は高い所から低い所へ流れる のはお分かりだと思います。 yo-shi14さんのお土地は低い所の様ですので どうしても水位があるのは仕方ないかと思います。 しかし、水はけがあまり悪くないというのは そんなに地盤が悪くないのかもしれません。 私も現場を見てみないと何とも言えませんが、 とにかく今yo-shi14さんが出来る事は、 1:保証書をすべて見直してみる。 2:建築をしたメーカーに相談してみる。 3:それでもらちが明かないとか、心配でしたら もう一度ご相談下さい。 なかなか本や、ネットの知識では解決 しきれない事も出てくるかもしれませんので、 状況によっては出来るだけ信頼できる専門家の 意見が聞けると良いと思います。 もしかしたら、大手ハウスメーカーと言えども 人間がやる事ですので、間違いが絶対に無いとも 言えません。 出来る限りよく調べてみて下さい。
補足
ご回答ありがとうございました。保証書は当然確認しています。地盤の不同沈下に関しては、20年(10年点検を受けた後)の保障がありました。現在、水の不具合があることをメーカーの設計士にも相談しており、もし問題が無いのならば、その旨を文書でもらいたいと思っています。また、具体的な対応が必要なら、その策も考えてもらっています。(本社の設計部隊にも動いてもらっています)。この対応については誠意があり、満足しています。ただ、一つだけ?なのが、隣宅Bでは施工時に庭の排水が悪そうだからと、メーカーの提案で暗渠を事前に入れたそうです。そして、周辺環境を見ても8割程度の家には道路に向かって暗渠出口と思われる排水パイプが出ています(つまり排水計画が為されています)。家って、総合的に色々な角度から考えて、住みやすく安心な家であるべきと思います。水の件は、私も勉強不足で認識していなかった点もあったかと思いますが、周囲の住宅環境や地質・地形等を考慮して、何らかのアドバイスが事前に欲しかったです。それはメーカーに期待しすぎなのでしょうか、、建築のプロでしたら、将来的なことを予測して提案しても良かったのでは?と感じています。建築期間を通じて水に関する説明は一切ありませんでした。また今から排水対策をするのと、家を建築する際に対応するのと、を比較すると、外構のやり直しを考慮する必要があるため、費用負担がだいぶ異なります。
お礼
何回も具体的なアドバイスありがとうございました、cyoi-obakaさんのご意見も参考にして、今後の対応を考えていきたいと思います。