• ベストアンサー

会計天国 竹内謙礼著 についての疑問

初歩的な会計を身に着けたいと思い、「会計天国」という本を読んでいます。 そこで118ページの文章で「えーっと、工場で発生する『固定費』が年間4億円で、そのうち3億円が、『売上原価』になっていますね」 「それなら・・・変動費率が0.7で、固定費の合計が13億になるから・・・損益分岐点の売上は約43億になるわね」 とあります。 この文章だけで変動費率が0.7であると計算することは出来るのでしょうか? どうぞよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

損益分岐点とは、固定費と変動費の合計額が売上高と一致する売上高ですから、その計算式は 固定費[F]+損益分岐点売上高[S]×変動費率[V] = 損益分岐点売上高[S] と表すことができます。 そこで、[S]、[F]、[V]、3つの変数の内、2つが分かっていれば、他の1つはこの式を解くことによって求められます。 損益分岐点売上高43億と固定費13億が分かっていて変動比率[V]が不明だとして 13億+43億×変動費率[V] = 43億 43億×変動比率[V] = 30億 変動比率[V] = 30億÷43億 = 0.6976 ≒ 0.7 なお、一般的には、固定費と変動比率が先に分かっていて、これから損益分岐点売上高を求めるのですが、その場合の算式は 損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動費率)  これをご質問のケースにあてはめれば 損益分岐点売上高 = 13億÷(1-0.7) ≒ 43億  となります。

yuji_yumi
質問者

お礼

とても分かりやすく納得できました。 どうもありがとうございました。