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外来語でも漢字で表記されているのはどうして?

外来語でも漢字で表記されているのはどうして? 外来語は一般にカタカナで記すというルール(中国語以外)だと思ったのですが、タバコはたばこ、煙草とひらがなでも漢字でも記されていることがありますよね。どうしてでしょうか? もし、いいサイトをご存知でしたらおしえてください。

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  • SPS700
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回答No.5

>>当時、ポルトガル語やオランダ語からきた外来語は、一般市民にも使われていたものでしょうか。  はじめは、文字通り舶来の珍しい物の名前が多かった訳ですから、多分一般市民には使われていなかったのではないかと思います。 >>もちろん昔はメデイアがなかったし、地域から地域への行き来も今ほど盛んではありませんでしたよね。 となると、一定の人が使い、それが「じわじわ」とひろがったと思えるのですが。  おっしゃる通りだと思います。時の権力者に何とか認めてもらおうと、はじめは宣教師たちが、次は阿蘭陀の貿易商たちが、長崎から江戸や京都へ献上した物が、さらに二次的にじわじわと広がったことでしょう。  物が無ければ、言葉だけは「~という物があるそうな、見たことは無いけど」で終りになるでしょうから、消えた物や言葉も多く、今残って我々の目に触れるのは、ごく一部かも知れません。  でもビードロ(ポルトガル語ガラス vidro)は浮世絵の美人画に登場しますが、もう漢字では書いてありません。ガラスの方は今でも「硝子」と漢字で書く人が居ます、この辺りが、一語一語の問題になり、時代や地域で、大きな傾向を掴むのは難しくなるところです。

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  • SPS700
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回答No.4

>><仮名で書くと無学に見える、という偏見のあった時代のものに漢字を宛てたものが多い> 具体的にどの時代を指しているのでしょうか?  問題は、「襦袢」は、漢字で書いてあるから外来語ではない(長襦袢などと日本在来の言葉とくっつけて知らん顔が出来るのはそのためでしょう)という意識もあることです。「煙管キセル」が外来語と意識してキセル乗車する人が何%いるか、ってことでしょうか。  時代は、例の語源から推定できます、莫大小や天鵞絨はポルトガル語から入っています、だからこういう慣習の始まりは、種子島にポルトガル人がきた時に始まり、鎖国になるまでですね。次に「錻力ブリキ」がきます、オランダ語の時代ですね。だから徳川時代、と言えばいいでしょう。  政府の煙草専売局という役所などは、結構昭和初期にまで繋がるのではないでしょうかね。  具体的な時代には、非常な個人差があると思います。

2chocolate
質問者

お礼

ナルホド。 では更なる質問です。 例えば、今は英語からきた外来語があふれるほどありますよね。 メデイアや印刷物を通して、一般市民に当たり前のようにつかわれています。 当時、ポルトガル語やオランダ語からきた外来語は、一般市民にも使われていたものでしょうか。 もちろん昔はメデイアがなかったし、地域から地域への行き来も今ほど盛んではありませんでしたよね。 となると、一定の人が使い、それが「じわじわ」とひろがったと思えるのですが。 (じわじわが何年かかってどの広さという具体的なアイデイアはありあませんが)

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.3

http://www.konan-wu.ac.jp/~kikuchi/kanji/gairai.html 書き方の決まりを書いている部分ではなく下の方、〔「外来語の表記」についての考え方〕を見てください。 なお付け加えると、「仮名」に対して漢字を「真名(まな)」と言うように、漢字中心、できるかぎり漢字で書こうとする傾向がそれほど昔ではない時代までありました。西洋の地名や人名を漢字で書けるのはその名残で(「沙吉比亜(シェークスピア)」「剣橋(ケンブリッジ)」など)、固有名詞でない普通名詞までも漢字で書こうとするのは、名詞のような内容のある言葉は「仮名」つまり「仮の字」ではなく「真名」「本式の字」でなければならないという意識があったからと考えられます。

2chocolate
質問者

お礼

添付のサイトをざっと読みました。なるほど、片仮名で表記というのは最近決められたことなのですね。 No2さんのご回答ともあわせて、なぞが解けました。どうもありがとうございました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

 サイトでは。下記、とくに「外来語の表記」という所がご参考になるかと思います。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%9D%A5%E8%AA%9E  ざっと言って漢字で書くと學があるように見える、仮名で書くと無学に見える、という偏見のあった時代のものに漢字を宛てたものが多いですね。  莫大小と書いて「メリヤス」< スペイン語の medias お爺さんの下着のシャツ 清水と書いて「シミズ」(祖母の発音)「シュミーズ」(母の発音)< フランス語の chemise 女性の下着、今の slip   天鵞絨と書いて「ビロード」< ポルトガル語の veludo ベルベット  襦袢と書いて「ジュバン」< ポルトガル語の gibao (女性和服の上半身用の下着)a の上には~が付いています。ついでですがフランス語の jupon (女性のペティコート)から入った、日本のオッサンの「ズボン」と同系の単語です。長いのは長襦袢。  洋犬と書いて「カメヤ」 < 英語の come here (そう言えば西洋人の犬は来るから)

2chocolate
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 <仮名で書くと無学に見える、という偏見のあった時代のものに漢字を宛てたものが多い> 具体的にどの時代を指しているのでしょうか?

回答No.1

天麩羅や型録(カタログ)など、これらは当て字だからです。 アメリカを米国と書くのはも亜米利加という当て字から1文字取っているわけです。 (「亜」は亜細亜で使っていますね)

参考URL:
http://www.hyou.net/a/ateji.htm
2chocolate
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 では、更なる質問ですが、どのように当て字を使う外来語とつかわないものをきめるんでしょうか?

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