英語圏に長期滞在すると片仮名語が苦手になる?
このカテには英語圏に長期滞在された方も多いようですね。
さて、昔は日本語の文章の中で外来語を使う時は、もっぱら、カタカナが使われていましたが、今では 英語のスペルのまま挿入されることが増えました。特に、コンピュータ関連の用語が顕著です。
例えば、EXelとかPowerPoint とかは、“エクセル”とか“パワーポイント”みたいに カタカナ表記されるよりも 英語のスペルのまま書かれる方が多いほどです。
ところで、とある フォーラムで、昔から日本語に入っている外来語まで やたら 英語のスペルのまま書く人がおります。例えば、次の文章です。
“警察の Service を問題視しているのではなく (個人的には心暖まる「良い」地域貢献活動だと思っています)、下らないと言えば下らない質問だとは思うのですが(汗)……。
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News 記事には「警官が交通規制をかける中、人々に見守られ、何十分 (京都の場合は 45 分) かけて無事に移動した」などと報じられているのですが、事前に警官が配置されているとは到底思えません。……勿論「見守る人々」もたまたまそこに居合わせて見入っていただけであって「見守るために以前からそこで待っていた」わけではない筈……。”
そこで、私がなぜ、外来語をやたら英語のスペルのまま書くのか尋ねたところ、
「私は米国に 10 年以上住んでいたことから片仮名語が苦手で直ぐには片仮名語を表記できないのです。・・・・・ まぁサービスを間違えることはありませんが、Service をセアヴィスと打ち込みそうになる事が多々あるのです。・・・・・私には和製英語と日本語化した英語の区別がよく付きません。・・・・・和製英語は辞書に載っていますが、日本語化した英語はどれが辞書に載っている単語なのか判りません。・・・・・確かにサービスやニュースは辞書に載っている単語ですが、辞書に載っている単語とそうでない単語とを区別して片仮名表記と英語表記とを分ける能力は私にはありませんので、どちらか、つまり片仮名表記に統一するか、英語表記に統一するかしかないのですが、片仮名表記に統一すると前述のように意味を取り違えられるので英語表記に統一してしまうのです。」
という返答をいただきましたが、英語圏に長期滞在された方には よくある現象なのでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 早速、リンクを辿ってみました。 大変参考になりました。