公務員の義務に関する記述で誤っているものを選択する問題なのですが、
公務員の義務に関する記述で誤っているものを選択する問題なのですが、
色々調べてもこれだという確信が持てないので質問させていただきます。
1 公務員は、国民の奉仕者としての憲法上の地位を持ち、その担当する職務が強い公的性質を
持つことから、法律等に基づいて種々の義務を負わされている。
この義務には、職務行為の遂行における義務、職務に関連する義務があり、職務以外の活動
に関する義務は免除されている。
2 公務員は職務に専念する義務を負い、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてを職務のた
めに用いなければならない。ただし、他の国又は地方公共団体の職に併任されることは、これ
に反することにはならない。
3 公務員が、その職務の遂行において、憲法及び法令に従わなければならないことは当然であ
る。また、行政事務に従事する公務員は、上下の命令服従関係を持ち、一体として活動すべき
ものであるから、職務命令には当然に従わなければならない。
4 公務員は、職務上知り得た秘密を守るべき義務を負う。他の義務の場合と異なり、在職中に
知った秘密については、退職後でも守るべき義務が課せられている。この違反義務は、単に懲
戒の対象となるだけでなく、刑事罰の対象ともなる。
5 公務員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする会社の役員等になり、自ら営
利を目的とする事業を営み、又は報酬を得てその他の事業・事務に従事してはならない。国家
公務員の場合には、無許可で行うこれらの行為は刑事罰の対象になる。
という問題ですが、
4は34条に守秘義務があり、60条の2に罰則があるので、正しいと思います。
5は103条に私企業からの隔離があり、罰則が109条13にあるので正しいと思います。
しかし、
1は地方公務員法34条35条に記述がありますが、職務以外の活動に関することが見つかりません。
2は35条に記述がありますが、「ただし・・・」以下がありません。
3の職務命令に従うことについては32条にありますが、「行政事務に従事する公務員は」という
ところが引っかかります。