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すみません、あの国会議員たちは罪に問われないの?

先日、国会内の限られた議員たちに尖閣ビデオが公開されましたよね。 で、その後の記者会見で多くの議員たちがビデオを見た感想や、内容について説明していましたが、あれって 「職務上知りえた情報に対する守秘義務違反」 にならないのでしょうか? 海上保安官が罪に問われそうですが、では、あの国会議員たちは? と疑問に感じています。

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回答No.7

 ちなみに、あのビデオ自体が「守秘義務が生じるような代物ではない」と私は考えます。  守秘義務とは「職務上知った秘密を守る」行為を指します。それでは、その秘密の定義とは? ----------------------------------------------------------------------------------------------------  「国家公務員法一〇九条一二号、一〇〇条一項にいう秘密とは、非公知の事実であつて、実質的にもそれを秘密として保護するに値すると認められるものをいい(最高裁昭和四八年(あ)第二七一六号同五二年一二月一九日第二小法廷決定)、その判定は司法判断に服するものである。」(最一小昭和53年5月31日決定(昭和51年(あ)第1581号/刑集第32巻3号457頁) ----------------------------------------------------------------------------------------------------  これは昭和53年5月31日に決定された大阪国税局の課税基準公表に関する判決です。  つまり、このビデオ自体は「非公知(国民の知らない)事実」でもなければ、「秘密として保護するに値する」事案でもありません。具体的に言えば、この両面から保護され、始めて「秘密」として守秘義務が発生する訳です。  言い換えれば、青山繁晴氏もおっしゃっていますが  「政府や役人が『これは秘密ですよ。守秘義務が発生しますよ』といくら言ったところで、それを裏付けるだけの根拠がない」  という事になります。  だからこそ、この海上保安官は罪状にすら値しない。国家公務員法の守秘義務違反による不起訴どころの話じゃない。検挙するだけの法律がない訳です。言うなれば仙谷官房長官も同様ですが、個人的には国賊として認定して欲しいぐらいですね。

参考URL:
http://www.youtube.com/watch?v=u67mjnB-fdQ&feature=related
inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 やっぱり例のビデオを守秘義務の対象にするのは、明らかに間違っていますよね。 あれも本来はメディアに公開する目的もあって撮影したはずです。 よく海上保安部による救難活動のシーンがニュースで流れますが、あれと同じ扱いになるはずだったと思います。 では、この救難活動の映像も守秘義務の対象になるのか? という新たな疑問も生じますよね。 それとこれとは違うとしたら、どこが違うのか、知りたいところです。

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その他の回答 (7)

  • neKo_deux
  • ベストアンサー率44% (5541/12319)
回答No.8

国会議員は、国家公務員の特別職ですので、対象になり得ます。 国家公務員法 | (一般職及び特別職) | 第2条 国家公務員の職は、これを一般職と特別職とに分つ。 |  3 特別職は、次に掲げる職員の職とする。 |   1.内閣総理大臣 |   2.国務大臣 |   14.国会職員 議員への公開に当たっては、事前に携帯電話なんかも預かるような措置もあったそうなので、秘密であるって認識してても良いように思いますが。

inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 やっぱり国会議員も公務員の一部になるわけですね。 普通の公務員と違うのは、一般か特別か、という種類分けなのですね。 という事は、国会内でビデオをみた後、記者会見で「あの船長、中指を立てていたよね」と発言した議員は守秘義務違反になるわけですよね、理屈の上では。 やっぱり、いくら考えても保安官に対する扱いは間違っていると感じます。

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  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.6

> でも、やっぱり一番ベストなのが、捜査当局が独自の判断で「日中関係全体を考えて、処分保留のまま釈放」という事でしょうか。 > で、政府も「それを了とした」。 笑えます。 確かにこの件も「検察判断に一任」が、一番公平な名裁きかも知れません。 政府は「これでホッとした」ってトコかな? ただ「三権分立」も「法の下の平等」も「シビリアンコントロール」も崩壊しちゃいます。

inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 そうですね、たしかに三権分立が崩壊してしまいますよね。 でも考えれば、日本には「指揮権発動」という制度があって、政府は法や制度を乗り越えて事件をもみ消す事が出来るようになっていると思います。 これを考えると、そもそも日本は法治国家と言えるのかなと感じてしまいました。 それに例の船長を釈放した検察局ですが、「日中関係を考えて」という理由説明だったと思いますが、これも本来の職権を逸脱した行為になるはずなのに、何の責任も追及されなかったのはシックリきませんね。

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  • lequeos
  • ベストアンサー率54% (308/566)
回答No.5

そもそも論で恐縮ですが、国家公務員ではない国会議員には守秘義務は課されていないので、当然守秘義務違反にもなりません。

inmarsat
質問者

お礼

えっ? 国会議員には守秘義務なんて無かったのですか。 知りませんでした。 考えれば、たしかに政治家は公務員と言ったら違和感がありますよね。 有難うございました。

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  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.4

お礼有り難うございました。 > 何か、スッキリしませんね。 同感です。 でも海上保安官への対処次第です。 もう少し見守りましょう。 > それこそ政府とすれば最も公開してほしくない情報だったのではと思いました。 ソレは逆だと思うんですよ。 政府が優柔不断(と言うか何と言うか・・)なだけで、国民に見せても構わない内容、全く問題は無い内容だと思います。 実際に見ても、内容そのものは、特に政府がウソを付いてたワケでも無いですから。 民主党内でも「一般に公開すべき」と言う意見もありました。 だから手始めに国会議員に見せて、少なくとも事件については「政府はウソはついてない」って言うコトを、民主党以外の国会議員の口から話させたかったんだと思いますよ。 政府が一般公開に踏み切らなかった理由は、まずは対中関係への配慮でしょう。 誰が見ても、中国船がぶつけてますから、そんな映像を世界に配信すれば、中国政府の顔が潰れますからね。 後は支持率への懸念でしょうね。 映像を見たら、政府がウソはついてないってコトは明らかになりますが、「どう見ても中国船が悪いじゃないか!」と言う声も上がって、また船長解放に対する非難に繋がりますからね。

inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 > もう少し見守りましょう。 そうですね。 まだ逮捕・起訴されるかどうか決まったわけではないですから。 でも、やっぱり一番ベストなのが、捜査当局が独自の判断で「日中関係全体を考えて、処分保留のまま釈放」という事でしょうか。 で、政府も「それを了とした」。 ちょっと出来すぎのようですね。

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回答No.3

なりません。 口から洩れるのと、画像(まして動画)ではインパクトがまるきり 違います。国会の証人喚問や裁判所でもカメラの持ちこみ 禁止が通用しているのと同じく。 超重要なビデオなら多くの議員に見せません。今回のは見た議員 達の口から多少漏れるのは予想内。従って官房長官もポロリ。 官房長官や議員が漏らしたのはけしからんと言って訴訟を起こ そうとしても門前払いの可能性大と思います。

inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 同じような事をやっても罪になるかどうかは、インパクトの大きさで決まると考えて宜しいのでしょうか? でも、一部の議員が「あの中国人船長、巡視艇に向かって中指を立てていたよな?」と発言していたのですが、こんなに日本を侮辱したシーンの内容をメディアに向かってペラペラ喋っても守秘義務違反にならないといのは、シックリこないですね。

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  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.2

面白い視点ですね。 確かに手柄顔でベラベラしゃべってる議員さんが多かったです。 厳密に言えば、守秘義務違反になるかも知れません。 もし海上保安官が起訴されたら、弁護士はソコを付く可能性はありますヨ。 守秘性・機密性・証拠性などの問題でしょうね。 そもそもは、国民の代表の国会議員は見て良いレベルの守秘性・機密性でしか無いってコトです。 従い流出映像は、守秘性はあるものの、国益を損なう様な重要機密には相当しないと言うコトでしょう。 一方、議員さん達がマスコミに喋った内容は、重要か有効な「証言」ではありますが、立件して裁判で有罪となるレベルの「確証」では無いです。 決定的証拠物件である映像流出とは、証拠性の面では比べものにならないです。 「守秘重度が低く、確証では無い情報を流出させる程度は、公務員法に定める情報漏洩(守秘義務違反)には抵触しない」と言うコトかな? ただ、この事件は政府対応がマズ過ぎて、本当に難しいです。 何に対する「守秘義務」なのかが判りません。 中国人船長を起訴していれば、公判における重要証拠の流出ですが、処分保留ですからね。 たとえ起訴されても、裁判では絶対に物証として提出される証拠映像で、いずれは公になる情報ですから、やはり最終的には機密性は低いです。 発端の事件も、日本人が死んでりゃ大問題ですが、入管法違反と、交通事故を起こしたくらいです。 政府の「尖閣周辺に領土問題は無い」と言う立場からは、やっぱり「大した事件じゃない」んです。 映像を公開することで、国益を損なう部分があるのかも、良く判りません。 政府は「地検の独自判断」で、政府は関与していないと言う立場だから、地検は国益を判断する所ではないですし、今更、政府も国益云々は言えないでしょう。 今のところ、単に守秘命令に対する違反であって、守秘命令の正当性・妥当性が問われるかも知れません。 更に、加害者の中国人船長が解放されて、日本人の海上保安官が逮捕・起訴じゃ、中国人は大笑いで、日本の国民感情は納得出来ないでしょう。 おまけに今回の事件では、那覇地検が勝手に中国人船長を解放した格好で悪者にされてますし、司法(裁判所)だって、一言政府に文句はあるでしょう。 国民も検察も裁判所も、海上保安官に同情的なんじゃないでしょうか? 挙げ出すとキリが無いです。 因みに、国家公務員の守秘義務違反は、懲役1年以下、又は罰金3万円以下の罪なんですよ・・・。 日本の法律って、公務員には甘く出来てますから。 仮に有罪判決でも、かなり正義の動機の思想犯ですから情状酌量はほぼ間違いナシ。 罰金1~2万円じゃ、駐車違反くらいの微罪です。 海上保安官の行動は、法律に触れる可能性は高いので、その良し悪しは言いませんが、この程度の軽罪で、政権が揺らぐ可能性もある様な騒ぎになった点は、一連の政府対応・判断のマズさであり、身から出たサビですね。

inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 ビデオを見た議員の中で、後のインタビューで「あの船長、巡視艇に向かって中指を立てていたよな」というコメントがありました。 これは欧米人が相手を最高に侮辱する時に使うスタイルなのですが、例のビデオの中では無かったし、それまでの報道でも無かった事実です。 このコメントって、誰も知りえない情報だし、それこそ政府とすれば最も公開してほしくない情報だったのではと思いました。 超法規措置であの悪質極まりない船長を釈放したくせに、自分の国の保安官は逮捕 ・・・ 仮に軽微な罪でも納得できないように感じて仕方ありません。 「そこまでやるのなら、あの議員の全員を逮捕しろよ」と言いたくなっています。 何か、スッキリしませんね。

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回答No.1

なりますね。 なので海上保安官といっしょに逮捕されます。 ですので時間がかかっているのです。 確か仙石官房長官も 見た内容をしゃべっていますから逮捕されて 厳罰されるでしょう。 保安官を逮捕するなら当然です。

inmarsat
質問者

お礼

有難うございました。 やっぱり罪になるわけですね。 あの保安官が逮捕されるのなら、国会内でビデオを見た後に記者会見でペラペラ喋っていた議員の全員に手錠を掛ける事も可能なわけですね。 ホント、やってほしいです。

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