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Circuit Maker で、整流回路図を描くには
こんにちは、 Circuit Makerで下記HPの整流回路図を書いて波形を確認したいです。 http://homepage2.nifty.com/ja9yx/denki/2007-03-22seiryuki.html まず、単相半波整流回路を下記に書こうとしましたが、途中でエラーになります。どこを修正すれば良いでしょうか?ご教示頂きましたら幸甚です。
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- inara1
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Circuit Makerでは、時間0から信号が始まる位相のずれた複数のsin波を表現できないようです。遅延時間は変えられるので、各信号源の遅延時間を120度ずつ遅らせれば三相交流が作れますが、それだと波形が始まる時間が揃いません。もし、波形が始まる時間が揃ってなくてもいいのなら以下の手順で「擬似三相交流」を作れます。 3個の交流信号源(Sig Gen)を置いて、そのうち2個の遅延時間を以下のように変える 信号源をWクリック → Start Delay の値を「信号周期の1/3や2/3の値」に変更してOK 1kHzなら Start Delay の値は 0.333ms と 0.667ms になります。 spiceシミュレータは本来、位相を変えられるのですが、Circuit Maker は、位相を変えたCKTファイルを受け付けないようです。以下のようにいろいろ試みましたがうまくいきませんでした。 【試行1】 信号源をWクリック → Netlistをクリック → Spice Dataの欄を以下のように書き換え、OK → OK 信号源1 %D %1 %2 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0) AC 1 0 → %D %1 %2 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0 0) AC 1 0 信号源2 %D %1 %2 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0) AC 1 0 → %D %1 %2 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0 120) AC 1 0 信号源3 %D %1 %2 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0) AC 1 0 → %D %1 %2 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0 240) AC 1 0 しかし、信号源をWクリック して内容を確認しても、変更されていませんし、波形を表示させても位相は変わっていませんでした。 【試行2】 以下の方法なら、3個の信号源の位相を変えることはできましたが。しかし回路図は表示されないですし、波形の重ね描きの方法が分かりませんでした。 (1) ツールバーの File → Export → Spice Netlist として適当なところに .NET ファイルを保存 (2) そのファイルを Note Pad などのテキストエディタで開いて、3個の信号源のパラメータを以下のように変える(周波数のあとの0 0 の後に度単位の位相角を挿入) V3 4 0 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0 0) AC 1 0 V2 5 0 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0 120) AC 1 0 V1 6 0 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0 240) AC 1 0 (3) 上書きでファイルを保存 (4) Circuit Maker に戻り、ツールバーの File → Import → Simulate Spice Netlist で保存したファイルを読み込む (5) Circuit Makerの画面 に「Plot Variable」という記号が出るのでそれをクリックし、V(4) などのノードを選んでOKをクリックするとその波形が表示される。Plot Variableを再びクリックして別のノードを選ぶとその波形が表示される(前の波形は消える) 【試行3】 回路ファイル(..CKT)をテキストエディタで開いて、信号源に関する2箇所の記述を以下のように変更して保存 36 %D %1 %2 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0 120) AC 1 0 36 %D %1 %2 DC 0 SIN(0 5 1k 0 0 240) AC 1 0 しかし、このファイルを読み込むと Circuit Maker は終了してしまいました。 リニアテクノロジーのLTspiceという無料シミュレータであれば、信号源の位相を変えられるので、添付図のような波形が得られます。arani = inara1 です。
- inara1
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>下記HPの(b)の2相半波整流回路 添付図のように配線すれば波形が出ます。しかし、2次側のセンタータップ(真ん中の端子)の上と下のインダクタンスが同じでないので、上と下の出力電圧が異なっています。2次側のインダクタンスを等しくしていないのは何か理由があるのでしょうか。 添付図の波形は、以下のように、2次側のインダクタンスを等しくしてシミュレーションしたものです。 LA%D %1 %2 100uh ---- 1次側のインダクタンス LB%D %3 %4 160mh ----2次側の上半分のインダクタンス LC%D %4 %5 160mh ----2次側の上半分のインダクタンス %DA LA%D LB%D .999 >トランスに(a)は計器用変成器を使い Circuit Makerのトランスモデルにある CT Tarnsformer とは計器用変成器(Current Transformer)でなく、センタータップ(Center Tap)付のトランスという意味だと思います。CT Tarnsformer の下にある Transformer はセンタータップがついてません。CT Tarnsformer のセンタータップを使わないでWebページの(a) の回路のシミュレーションをすることも可能です。 計器用変成器 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%88%E5%99%A8%E7%94%A8%E5%A4%89%E6%B5%81%E5%99%A8
- inara1
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補足
inara1様、毎々お世話になっております。またまたご回答頂きまして大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。 >添付図のように、1次側に直列に微小抵抗を入れるとシミュレーションできます おっしゃる通り、やってみますと出来ました。有難う御座います。 すいません。更に下記についてご教示頂きましたら幸甚です。 下記HPの(b)の2相半波整流回路を書いてみたのですが、右図のような綺麗な山が並びません。どこを修正すれば綺麗な山が並ぶでしょうか? http://homepage2.nifty.com/ja9yx/denki/2007-03-22seiryuki.html 追伸 書いてから気がついたのですが、トランスに(a)は計器用変成器を使い、(b)は電源トランスを使いました。何が異なるのでしょうか?